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海怪  作者: 五十鈴 りく
❖ 判じ絵

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判じ絵 はじめに

 はい、皆様こんにちは。


 おはようございます。こんばんは。

 え? いえ、いつ読まれるのかわからないのでそれに備えて全部言ってみただけですよ。

 なんてそんな前置きはどうでもいいですね、はい。


 さて、今回のお話は『判じ絵』。

 判じ絵というのは浮世絵の一種ですが、説明はなく、描かれた絵からそのワードを当てる絵のなぞなぞのようなものです。享保の頃に、絵師が歌舞伎役者などの名前を絵で小さく書き込んだのがきっかけで生まれたそうです。


 そんな江戸っ子のユーモア満載の判じ絵。

 そうですね、例として挙げると、人間の腕が描かれていて、その肘から木が生えています。

 はい、これなんーだ?


 正解は煮物にして美味しい栄養満点の『ひじき』。


 それから、逆立ちした奥様の絵。


 これは『まつ』。

 つまが逆さになって、()()


 見たままであったり、逆さにしたり、いくつかの絵を繋げて言葉にしたり、色々なパターンがあります。

 江戸っ子らしい遊び心ですね。


 この判じ絵ですが、もちろん食べられません。

 メェと鳴いて紙を食べる生き物でもない限り、食べません。


 じゃあ、あの食い意地の張った海怪は何の興味も示さないかに思われそうですが、さてさてどうでしょう。

 海怪は間違いなく食いしん坊ですが、もうひとつ、とても好きなものがあるのです。

 今回はそれにまつわるお話。


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