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一夫多妻制の許されたこの社会で俺は銀髪少女に唯一無二の愛を貫く  作者: 東音
第四章 白鳥へのざまぁ。そして、一夫多妻制の許された社会で俺は…。

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一妻多夫制家庭の修羅場 in俺の家

「りょりょ、良二さん、助けて下さい!!僕、殺されるっっ!!||||」


「「?!」」


 隣人にして、ファッションデザイナー、西城亜梨花の二人の夫の一人、駿也が尋常でにき怯えた様子で家にやって来て、何事かと驚いた俺達は取り敢えず彼を家に入れる事にした。


 ガチャッ。

「どうしたんですか?」

「強盗か何かがでも出たのか?」


「ハアッハアッ…。さくらさん。良二さん。そ、それがですね…。||||||」


 駿也は息も絶え絶えに、玄関にへたり込み、説明しようとしたところ…。


「駿ちゃぁ〜ん?ここにいるのは分かってるんだよぉっ!」


「「「!!」」」


 バンッ!


 外から怒り狂った女の声がかかり、まだ鍵をかけていなかったドアが開き、亜梨花さんが家の中に入って来た。

(っていうか、不法侵入!)


「ひっ。亜梨花さんっ!!」

「「西城さんっ!?」」


 般若のような表情の亜梨花さんの登場に、駿也は凍りつき、俺達は驚くばかりだった。


「良二くん、さくらちゃん、ごめんね〜。ちょっと、そこの浮気者、こっちに引き渡してくれるぅ?

 その子にはキッツイお仕置きが必要みたいなんでぇっ…。」


 青褪めた顔でそう言った西城亜梨花が手に持っていたものは、何か、細長いステッキのような物体だった。


 ブブブッ!!

 

「「?!!///(も、もしかして、ソレって大人の…!?)」」

「ひ、ひぃっ…!!||||」


 振動するソレを見て、俺とさくらは衝撃を受け、駿也は震え上がった。


 ダダッ!


「うわぁ〜っ!!嫌だぁっ!!」


 ダダダッ!


「待てっ。駿ちゃん。今、コレをケツにぶち込んでやるぅっ。」


「ケ、ケツにぶち込っ…!ブフーッ。」


「ちょっと、二人共待っ…!さ、さくら!鼻血鼻血っ!」


 家で勝手に追いかけっこをする駿也と西城亜梨花を追おうとしたが、さくらが鼻血を吹いてしまい、慌ててティッシュで鼻栓をする事にした。


「大丈夫か?さくら。」

「ら、らいじょーぶれす。すびばせ…。」


 フラフラのさくらを抱えて二人を探したところ…。


 タタッ!

「ニャアン…!」

「「あんず(ちゃん)!」」


 何かに驚いたようなあんずがリビングから走って来て、助けを求めるように俺とさくらの後ろに隠れた。

 俺達は顔を見合わせ、リビングへ急ぐと…。


 ブブブッ。


「もう逃さないっ。さっさとケツを出しなっ!コレで分からせてやる!!」


「はわわわっ…!」


「「!!」」


 駿也が西城亜梨花に部屋の隅に追い詰められているところを発見した。


「止めるんだ!西城さん!!

 駿也くんにそんな事しちゃいけない!

 何があったのか知らないが、まずは話し合うべきじゃないのか。彼には自分のお尻を守る権利がある!!」


「良二さん…!」

「良二くんっ…!」

「良二さっ…!✧✧(わ、私の旦那様が隣人の男性のお尻の権利について主張しているぅっ!)タラリ…。うっ。また、鼻血が…。」


 俺が必死に訴えかけるも、西城亜梨花は鬼の形相で言い返して来た。


「良二くんは、黙っててっ!これは、夫婦の問題なんだからっ。」


 ドンドンドンッ!

「すみません!良二さん、さくらさんお邪魔しますっ!!」


「「「「!!」」」」


 ガチャッ。ダダダッ!


「亜梨花さん!駿也!」

「雅也!」

「雅やん!」


 そこへ、西城亜梨花のもう一人の夫である雅也が慌てて飛び込んで来た。


「亜梨花さん、何してるんですか!例え、夫婦でも無理矢理嫌がる事をするのは駄目だって言ってたじゃないですか!とにかく、一度、駿也の話を…!」


 必死に言い聞かせる雅也に、亜梨花はぶんぶんと首を振った。


「うるさい、うるさい…!駿ちゃんの肩持つなんて、雅やんも浮気してるんじゃないの?」


「亜梨花さん…!そんな訳っ…!」


「うわあぁん!男なんて皆、大嫌いだぁ!駿ちゃんも、雅やんも、良二くんも、皆コレで分からせてやるぅっ!!」

「「亜梨花さんっ…!」」


「何で、俺までっ!」

「二人の夫に加えて、良二さんまで分からせをっ?!ブフーッ!!」


 大泣きする西城亜梨花はやけになってか、俺にまで振動するそれを向けて来て、想像してしまったらしいさくらは昏倒した。


「さ、さくらっ!!」


 俺が慌ててさくらを助け起こすと、彼女は再び鼻から大量の出血をしていた。


「うーん。刺激的過ぎるぅ…!」


「さくらの鼻血が止まらないっ!」


「ニャ、ニャアァッ!||||」



 ブブッ!ブブブッ!

「ええいっ!やあっ!」


「「わぁっ。亜梨花さん、止めて下さいっ!」」


 あんずが怖がって俺にしがみつく中、俺が焦って、さくらを手当てする間も騒いでいる三人に、いい加減俺はブチ切れた。


「コォラ!西城さん!駿也くん!雅也くん!

 夫夫婦ゲンカなら自分の家でやりやがれーーっ!!!


 あんずは怯えてるし、さくらの鼻血が止まらないだろうがっ!!」


「ううっ…。良二さんっ。||||||」

「ニャァァっ。||||||」


「「「…!!」」」


 俺の怒号に、彼らは、倒れているさくらと震えているあんずの状況に、初めて気付き…。


「「「ご、ごめんなさい…。」」」


 気まずそうに謝ってきたのだった。


✽あとがき✽


いつも作品を読んで下さり、ありがとうございます!


活動報告でもお知らせしましたが、昨日「一夫多妻制」30万pv達成しました。

応援下さった読者の皆様、本当にありがとうございます(;_;)


感謝の気持ちを込めてヒロインのさくらちゃんをイメージしたAIイラストを「みてみん」に投稿していますので、よければご覧下さいね。


https://42432.mitemin.net/i963448/


今後ともどうかよろしくお願いしますm(_ _)m

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>「うわあぁん!男なんて皆、大嫌いだぁ!駿ちゃんも、雅やんも、良二くんも、皆コレで分からせてやるぅっ!!」 巻き込まれた良二さん 興奮すぎるさくらちゃん これでクリーニング代請求できる?
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