オススメ 剣と魔法のファンタジー小説
家族が全員インフルエンザに患ってしまいました。ええと、自分は元気です。
この事実から、自分は密かに家庭内ボッチなのかもしれません。自分では自覚していなかったのですが。仲睦まじいと思っていたのに……。
どうも、もりです。
剣と魔法の王道ファンタジー小説。今や溢れかえっておりますが、じゃあ最初に何を読めばいいか聞かれると実は困ってしまいます。
まあ、困った経験無いですが。聞かれたことないですが。
巷でよく言われるのが『指輪物語』作:J・R・Rトールキンです。多くの人がこれを読めという気持ちは分かります。古典でありあらゆるファンタジーのフォーマットの原点がここにあると思います。
ただ長いです。文庫9巻+追補編1巻。
内容も比較的重めで、1960年代ですし海外の作品ということもあり読み慣れていない方にとっては違和感がのこるかもしれません。この違和感ってやつは長い作品を読み進める上では重要な気がします。
じゃあ日本人作家のファンタジーならばと考えますと『グインサーガ』作:栗本薫がよく挙げられます。が!はっきりいって無茶です。栗本薫先生が執筆なさったものだけで、正伝130巻(最終巻は未完なので129.5巻かな?)外伝は10巻くらいあったはず。
自分も作者がお亡くなりになった時、追悼の意味も込めて読み返しました。連載中は気にならなかったんですが読み返してみると、同じことが繰り返し延々と書かれていることに気づきます。しかも破綻しまくり! アルドナリスとイシュトヴァーンなんて多重人格者です。90巻くらいで挫折しました。定期的に雑誌感覚で読んでいたのが自分の場合良かったんですね。
ですがそれを抜きにしても名作ではあります。リンダの可愛さは曇ることがありません!
じゃあ何を読めと言うんだ! ってなるでしょう。
そこで自分は答えます。困ったな……。
『なろう』出身の『灰と幻想のグリムガル』作:十文字青はいい作品でした。テンプレを踏襲しつつも独特の世界観、今までの自分が読んだファンタジー小説の中では死の重みを一番リアルに綴ったのではなかろうかと思います。
ただテンプレ&フォーマットですのでその手の作品が苦手もしくは読み慣れていない方にとっては敷居が高いように思います。
う〜ん困った……
『ロードス島戦記』作:水野良を数冊読んで基本を勉強しつつ(これはこれで面白い作品なんですよ!)『灰と幻想のグリムガル』のコンボ……かな?
ええ、最後がグダグダになるのが当エッセイの特徴であります。
見切り発車をするからこうなるのです。
ではでは。




