第5話:無茶
2025/10/10 大幅加筆修正
ユミルのキャラが定まった事によるセリフの調整。その他の独白と情景の整理。
簡素で堅い保存食と味の薄いスープ。
場所が場所なので贅沢は出来ない事は重々分かっている。
分かっているという上でヒカルはため息交じりに不満を漏らす。
「・・・・・・お前の作った飯が、食べたい」
“お前”とは、もちろん繋のことだ。
炊き出し場の丸テーブルで、ヒカルは行儀悪くテーブルの上に肘をつき、パンをむしって口に放り込んでいる。その隣で、菊香が呆れた目でツッコむ。
「ちょっとおじさん、それ、言う場所は選びなよ・・・・・・」
けれど、菊香自身もその言葉のあとで、つい本音が口をついて出る。顔には申し訳なさが半分、照れくささが半分といった表情が浮かんでいた。
「・・・・・・でも、実は私もなんだよね」
すると横から、ユミルが目を輝かせて会話に割り込んできた。
「えっ、繋ちゃんって料理できるの!? 超食べてみたいんだけど!」
「繋さんの作るご飯って美味しいんだよ」
ヒカルが恋しそうに言い、菊香が自慢げに続ける。繋はそんな二人のやりとりに、つい耳を赤くしてしまう。
「ヒカルさんと菊香ちゃんには、今夜好きな物を作ってあげるよ。もう少しだけ我慢してね。ユミルさんも、今度時間があるときにぜひご馳走するから」
自分の料理を待ち焦がれてくれる人たちがいる――それだけのことなのに、繋の胸の奥はじんわりとあたたかくなっていく。
けれど、そんな安堵も束の間、繋は無意識のうちに周囲を観察していた。
奈良の拠点は、シグルの拠点のように都市機能を丸ごと取り込んでいるわけじゃない。それこそ、ヒカルの言う通りで、シグルが持つ精霊術によるバックアップのおかげで、食料や医療も行き届いていた。だから、シグルの拠点では顔色の悪い人間なんて滅多に見かけなかった。
だが、奈良の拠点は違う。ここにいる人たちの表情には、どこか影が落ちている。
繋はそんな彼らを眺めながら、自分にできることについて思案する。ヒョードルから教わった「助けを与えすぎず、自分たちの力で改善できる方法を模索していくこと」。
繋の優しさや、他人への深い思いやりは美徳ではあるが、一方的な優しさや思いは、相手にとって何の為にもならない事がある。そのバランスが肝心なのだと繋はヒョードルから教えられてきた。
元来、他者との間合い。所謂距離感には人一倍敏感だった繋は、ヒョードルの教えを心の指針にしてもいた。
今、目の前の人々が必要なのは、もしかしたら“救い”でもあり“機会”なのかもしれない。
押しつけがましくなく、だけど寄り添える事が出来ればと思う。
だから、繋は考える。
様々な提案が頭の中に浮かんでは消え、また浮かんで――やがて、一つの答えに辿り着いた。
繋はユミルに声をかけた。疲れきった表情の拠点民たちを見つめながら。
「ねえユミルさん、もしよかったら、明日から炊き出しの当番をやらせてほしいんだ」
「はい!?」
「でたね」
「でたな」
三人の声が見事に重なる。隣でヒカルと菊香が、肩を落として頭を抱える。「また始まったよ、お人好しモード」とでも言いたげに。ユミルはそんな二人にちらりと目をやり、乾いた笑いを漏らした。
「い、一応ちゃんと考えてるから。食料不足については、当分は僕たちが持っている物資を使って、みんなに美味しいご飯を食べてもらって、しっかり元気をつけてほしいんだ」
そして、みんなが元気になってきたら。と繋は考えを口にする。
「拠点の中に畑を作る計画があるんだ。みんなで作る、みんなのための農園を。ここにいる全員で、一緒に育てていけたらいいな」
そこまで言って、どうかな? やってもいいかな? と許可を貰うために、繋はユミルに尋ねた。
ユミルはしばし黙り込む
他所の人間で、言ってしまえば何の関わりもない赤の他人が、なぜここまでしてくれるのか。感謝の気持ちはもちろんある。だが――それ以上に、「なんで?」という疑問が胸の奥で渦巻いていた。
「・・・・・・ねえ、なんでそこまでしてくれるの?」
繋は眉尻を下げて、ちょっと照れくさそうに笑う。
「困ってる人がいるのなら、なるべく助けたいなって思ってるだけだよ」
返ってきたのは、ユミルにしてみれば想定通りの答えだった。シンプルで真っ直ぐ。
けれど、それだけに余計、どうにも煮えきらない気持ちになる。
ユミルは目を伏せ、腕を組み、心の中でこれまでの出来事ひとつひとつを精査する。
僅かな時間しか経っていないけれど、信用していい人間だという判断はついた。・・・・・・でも、ここまで他人のために本気になれる人が本当にいるものかと、どこか現実感を失いそうにもなる。
いや、でも。
明らかに能力も、行動力もある。そして今、差し伸べられた手を拒む理由なんて、どこにもない。
(それに・・・・・・さっきの戦いを見た感じ、繋ちゃんの力は明らかに魔法。そしてヒカルっち・・・・・・彼、絶対転生者だし、それも、元魔王じゃん!)
ユミルは頭を抑えつつ、口角を上げる。それは余裕からではなく、参ったなあ。困ったなあという笑みだ。
現状、奈良の拠点には、今や東と西のスパイも潜り込んでいる。ユミルは自身の能力を駆使し、あえて泳がせている。理由は、少しでも多くの外部情報を掴むためだ。危険は承知の上。だが、それも守る者が多いからに他ならない。
また、敵はゾンビだけではない。
この四年間で、大規模な四大拠点や無数の小規模拠点が生まれた。拠点ができれば、統率する責任者も必要になる。リーダーの「色」――つまり思想によって、拠点は様々な方向に変わってしまう。
その中でも、東(東京)の拠点だけは特に警戒が必要だった。
(あそこは、良くない噂が多いしなあ・・・・・・)
ぶっちゃけ、西と北の拠点はユミルにとって優先度が低かった。西のスパイも、何か問題を起こすわけではなく、お互いに監視し合っているだけだし、北の拠点についてはユミル自身が情報網を完全に遮断していた。
──なにせ、同じ異世界出身だから。
シグルが異世界帰りだとわかった瞬間、自分と同じ存在かもしれないと危惧して、シグルの遠見の精霊術が此方を観測出来ないように、一切情報を送らせないようにしていた。妨害した事でスパイを警戒していたが、不思議と北からは誰も来なかった。きっと、向こうも未知数な相手に下手に戦力を割きたくないのだろう。今は、お互い干渉せずに静観している状態だった。
そんな状況の中――
(まさか、繋ちゃんたちが北の使者だったとは・・・・・・)
いつも通りの日課でゾンビ退治や、ちんぴらまがいの連中を始末していた矢先に、繋たちと出会ったのだ。ふたを開けてみれば、異世界帰りらしい魔法使いと、元魔王やらで、ユミルとしては想定外の連続だった。
けれども繋は、本当にお人好しで、誠意とやさしさに溢れていた。その仲間もまた然り。
だからこそ、ユミルはこの三人と手を組みたかった。
なのに、繋自身がここまで積極的に協力を申し出てきてくれるとは・・・・・・。嬉しい反面、驚きも大きい。
ユミルは考える。このまま彼の提案を受け入れるべきか、と――
その時だった。
食堂の空気を切り裂くように、重い靴音が響く。背筋をぴんと伸ばした、規律に厳しそうな女性が現れる。
「皆さん、お待たせいたしました。それと、ユミルも」
「おっつ〜、時雨。みんなの考え、まとまった?」
時雨は繋たちを一目見ると、すぐ遅滞なく説明を始めた。
「先ほどの協力願いですが、改めてよろしくお願いいたします」
その言葉に、繋の目がぱっと輝く。
「ええ、渡さん。貴方が皆に訴えかけたように、今はまず、必ずやってくる不幸に立ち向かいましょう」
「そして貴方の言う通り、他の問題は後でいくらでも衝突して、喧嘩し合えばいいんですから」
時雨は口元で小さく笑う。その声音に釣られるように、繋もうれしそうに目を細めた。
だが、時雨はすぐに真剣な顔へと戻る。場に僅かな緊張が走る。
繋は「どうしたんですか?」と心配そうに尋ねた。
時雨は、少しばかり言いにくそうに口を開く。
「本当に烏滸がましいとは思ってますが、お願いを聞いてくれませんか?」
ユミルはその言葉に、思わず肩を揺らした。
「この拠点は慢性的な問題を抱えています。食糧不足、水の浄化設備の老朽化、避難民の過密化・・・・・・。さらに、救難信号への対応も必要です。近くの山村や廃墟ビルで取り残された人たちが、ほぼ毎日のように信号を送ってきています」
「それって・・・・・・救助に回せる人手が足りないってことですか?」
菊香がすぐに返す。
「ええ、その通りです。この拠点では能力者も資材も足りていません。だからあなた達の手を借りたいのです」
時雨は丁寧に頭を下げる。
「できれば、前向きに検討してもらえませんか」
思わぬ頼まれごとに、ヒカル・ユミル・菊香は顔を見合わせ、あきれ半分、笑い半分の表情を浮かべた。
一人きょとんとしている時雨をよそに、ユミルが会話をつなぐ。
「ちょうど繋ちゃんから食料関係で相談されてたの。明日から炊き出し担当したいって——」
ユミルは繋の農園計画や炊き出しの案も、簡潔に補足する。
その説明に、時雨の表情が一瞬で固まった。目を大きく見開き、ぽかんと口を開けたまま。
ユミルはその様子を見てフッと笑い、決断する。
繋のやりたい事を説明している内に、やっぱりこの人は唯のお人好しだと思ったのだ。そしてユミルは同時に、そもそも疑う事自体馬鹿らしいと心の中で苦笑いする。
だって、彼は救難信号を出した人達を見つけた途端、罠とか関係なく真っ先に飛び出したのだから。
ユミルはいつもの軽い調子で繋に答えた。
「繋ちゃん、時雨が固まってるから、私が最終許可出しちゃうよ」
「え? いいの?」
「もちろん! その好意、ありがたく受け取らせてもらっちゃう!」
2人のそんなやり取りの後、時雨が「コホン」と咳払いする。
「あなたがそこまで言ってくれるなら、本当に助かります。ユミルには救助活動の指揮をお願いしたい。君たち三人にも、必要に応じて協力してもらうことになるかもしれません」
「うん、それならおじさんと私は救助が中心だね。繋さんは炊き出しや畑で忙しそうだし」
「仕方ねえな」
「じゃあ、繋さんよろしくね!」
繋はこくんと頷く――が、その直後。
「だけど――」
菊香が人差し指を繋の目の前にぐっと立て、真剣な顔で言い渡す。
「でも絶対に、くれぐれも、一人で無理はしないこと。いいですね?」
「は、はい」
有無を言わせない圧に、繋は素直にうなずくしかなかった。
◇
あれから数日が過ぎた。
夜になるのも早くなり、銀杏の匂いがする頃だった。
奈良の拠点を取り囲む風景は、ゆっくりと、けれど確実に変わり始めている。
朝から晩まで、繋は拠点のあちらこちらを忙しく駆け回っていた。
奈良の拠点は電気が通っていない。そのため、まずはゾンビから守るべくコンクリートの外壁を丁寧に見回ることから始めた。案の定、ヒビの入った箇所が目についたため、魔法で一つ一つ補強を加え、さらに土魔法で浮遊魔法を交互で使って防壁を外にずらし拠点内の広さを拡張する。
それが済むと、錬金魔法を使って地中の水脈を引き当て、手押しポンプをいくつも設置する。水源の問題を解決した後は、干上がった土壌を活性化の魔法で一晩にしてふかふかの魔畑へと変えてしまう。
さらに、拠点として使っている学校の空き体育倉庫や古い倉庫にも修復魔法と遮熱魔法を施し、避難スペースとして新たに整えた。
少しでも拠点の人たちが働きやすく、安心して過ごせる環境を。
繋は、その土台を一つずつ作り上げていく。
出来上がった農園では、時雨を筆頭に難民たちが当番制で畑を耕し、作物を育てる。空いた倉庫は子どもたちの小さな教室となり、大人たちは得意分野を教え合っていた。
拠点全体の空気も、以前よりずっと和やかだ。
疲れ切っていた大人たちにはやりがいと余裕が、子どもたちにもどこか小さな笑顔が増えた気がする。
毎日昼夜問わず魔法を駆使して形にしてきた奇跡たち。それが、確かにみんなを優しく変えていた。
だが――
変化の速さの裏には、着実に積み上がる疲労があった。
案の定、繋は過労であっけなくダウンしてしまった。
体育館の一角。
簡易ベッドに仰向けになった繋の顔は、すっかり蒼白になっている。呼吸も浅く、ぐったりとしたその横でヒカルと菊香が看病にあたっていた。
ヒカルは水を張った桶にタオルを浸すと、ぎゅっと強く絞りながらぼやく。
「魔法のこと、念動力系の異能って説明してあるおかげで誰にも怪しまれてないのはいいが・・・・・・無茶しすぎだ、馬鹿野郎」
怒り半分、呆れ半分の顔で、軽く繋の額にタオルをぺちっと当てる。しかしタオルはすぐに落ちてしまい、今度は丁寧に額の上に乗せ直した。
その隣では、菊香がリンゴの皮を音もなくむいている。すりおろし器も並べてあり、準備万端だ。
「もう・・・・・・あんなに注意したのに。数日は大人しくしててね。絶対、動いちゃだめですからね」
菊香もやや語気が強く、どこか心配と怒気が混じっていた。
そんなふたりの様子に、繋はか細い声で「・・・・・・はい」と返事した。
けれど、どこか嬉しそうな繋の表情に気づき、ヒカルが思わず尋ねる。
「ん、なんでそんな嬉しそうなんだよ?」
繋は静かに、小さく微笑む。
「・・・・・・人にね・・・看護されるの、久しぶりだったから・・・・・・なんか懐かしくて、嬉しいんだ」
その言葉に、ヒカルと菊香は思わず顔を見合わせた。
これじゃもう、怒る気にもならない。肩の力が抜けて、なんとも言えない気持ちになる。
そのまま、繋は穏やかな寝息を立てて眠ってしまった。
少し離れた場所でその様子を見守っていたユミルが、菊香のそばへ静かに歩み寄る。
「・・・・・・ねぇ、キッちゃん。繋ちゃんって、いつもあんな感じなの?」
菊香は少しだけ考えて控えめに頷く。
「うん・・・・・・なんていうか、放っておくといつも他人のためにばかり動いて、自分のことは後回しにしちゃうんだよね」
「・・・・・・そうなんだ」
(他人のためにこんなに必死になれるって、本当にすごいことだと思う・・・・・・でも・・・)
ユミルの胸に、小さなため息が滲む。
けれど、繋の姿を目の前で見ていると、同時にどうしようもない“危うさ”も感じずにはいられなかった。
――あまりにも限界を越えて、誰かのために動きすぎている。
確かに、彼が関わったおかげで拠点の環境は大きく改善されている。
難民たちが自立できるように、絶妙な加減で手も貸している。それ自体は手放しで賞賛できる行動だった。
でも、その裏側では。
自分の限界すら無視してまで無理を重ねている繋の姿があった。
(こんなふうに、自分を削ってまで頑張ってる彼を、私は見ていられなかった)
特に、あの日、間近で鑑識しまった繋の魔法の使い方には、いま思い出しても身体が強張るほどの衝撃だった。
なぜなら彼は魔法を使うたびに、自分の身体に確かなダメージを与えていたのだ。けれど、その傷を、自動で回復魔法をかけて“なかったこと”にしてしまう。
生まれながらの魔法使いじゃないのは明らかだった。
おそらく、無理やり魔力回路を自分の肉体に――染み込ませているのだとユミルは想像できた。
(・・・・・・利他的ではあるんだろうけど、どこか壊れている)
そう思わずにいられなかった。
それでも、拠点のみんなが繋に惹かれていってしまう気持ちも、よく分かる。
だって彼は、常にひたむきで、一生懸命なのだ。
惹かれていってしまう事。それはユミル自身だってそうだった。
隠しごとばかりする自分にだって、分け隔てなく普通に接してくれる。
疑いの目を持った上で、受け入れてくれる、あの在り方が少しだけ眩しかった。
(出会ったばかりのアタシが心配しちゃうほど、ほんっと、良いやつで困っちゃうなあ)
それは繋だけでなく、今目の前で彼のことを心配して看病している二人にも言えることだ。
でも菊香いわく、みんな最初からそうだったわけじゃないという。
終末世界になり、裏切りばかりで心が荒れていた。
けれど、繋と出会い、少しずつ人を信じる心、優しさを取り戻せたと。そう言っていた。
ユミルの横顔が、ふっと優しく綻ぶ。
「よしっ! じゃ、私たちは自分たちのことをやろう。繋ちゃんはゆっくり休んでて! 看護は時雨や他の隊長さんがやってくれるし!」
「どこへ?」
「指令が来たの。郊外の旧モールから救難信号が入ったって! ヒカルっちもキッちゃんも一緒にね!」
「いや、気分転換のレベルじゃねえけど・・・・・・まあ、お前の言う通り、俺たちもやることやらねーとな」
ヒカルはため息混じりに立ち上がり、菊香も「うん! がんばる!」と明るく応える。
そんな様子を、ユミルはまた微笑ましく見守った。
ユミルにとって、この三人のあり方は、どこか眩しくうつる。
自分がかつていた世界では、利己的な人間が多かった。時代のせいか、魔王ゆえか、勇者パーティですら人間関係はどろどろしていた。そんな日々を思い出しながら、ユミルは遠くを見やった。
自分には信じていた部下もいたが――
結局、裏切りに遭い、友だと思っていた者に背後から刺された瞬間、運命は大きく変わった。そのあと、城の崩壊とともに気がつけばこの地球へ転移していたのだ。
田舎で静かに過ごし、もう力を振るうこともないだろうと思うと心は楽になった。
食べることや美しいもの、ギャル文化も知れて、少しずつ心も癒やされ、大変な事だらけだった頃に比べれば、毎日はずっと優しかった。
――でも、あの日。四年前の隕石落下で、また全てが変わった。
人助けの延長から時雨たちと出会い、リーダーを任され、また孤独な役回りにはなったが、それでも前よりは悪くないと思える日々。
そしてある日、自分と同じ魔の力を持つ存在がこの日本にいることを感じ取り、日課のゾンビ退治に出た先で、あの三人に巡り会った――
(・・・・・・この三人なら、話してもいいかもしれない。本当のアタシのことも。ゾンビ化の真実も)
そんなことを、心の片隅で考えながら。
ユミルは仲間たちの背中をあたたかい目で見送るのだった。
もしこの内容が良かったらブクマ・評価・リアクションしてくれますと飛び跳ねて喜んでるかも。




