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第16話 :そして奈良へ

2025/8/12 全改稿+タイトル名変更

2025/10/13 加筆修正


けいが自分の弱さをヒカルに吐き出してから数日後。


南の拠点に向かうまでの間、繋達はシグルの拠点で様々な事を各々でやっていた。ヒカルは主に戦闘経験を積むために、シグルから案内された場所で1人でゾンビ退治を請け負っていた。心配をしていた繋と菊香は、自分達も着いていくと言ったが、ヒカルはやんわりと拒否し「お前らはお前らでこの時間を大切にしろ」と言うのだ。


その言葉に繋と菊香は疑問を感じつつも、各々好きな事をする事にした。

菊香は弓の練習もかねて、警備部隊と晴斗と共にゾンビ退治に一緒に向かったり、学校に行っては、晴斗と話したりと疑似的な学生生活に花を開かせていた。

そして繋はというと。


秋の寒さが漂う訓練場に、木刀が打ち合う乾いた音が響いていた。


「はっ!」


掛け声とともに夏原が踏み込み、繋に打ちかかる。だが、その一撃は軽やかにかわされ、逆に繋の木刀が寸止めで夏原の肩に添えられる。


「踏み込みは悪くなかったけど、ちょっと焦ったね」


「くっ・・・良い線行ったとは思ったんだが・・・・・・」


このように、夏原の訓練にほぼ毎日付き合ってあげていたのだった。


夏原は肩で息をしながらも、悔しそうに笑い、繋は汗をぬぐいながら柔らかく笑う。


そのやり取りを少し離れた場所から無言で見ていたのが、警備隊のリーダー・こがらし 一誠いっせいだった。前回夏原と共に、大型モールでの救助活動に一緒に行動した人物だった。

彼は、古びた軍用ジャケットの下に隠しきれない筋骨隆々とした体躯に、頬には古傷が一本。寡黙であまり感情を表に出さないその男は、ただ腕を組んで一連のやり取りを無言で見つめていた。

いつからそこにいたのか、軍用ジャケットの袖をまくったまま、腕を組んでじっと立っている。


「あんた、こういうの誰に教わったんだ」


ぽつりと凩が呟く。その声に振り返るとけいは、少し驚いたように目を見開く。


「凩さん?! いつからそこに?」


「集中訓練場から音が鳴っていると思って気になって来たら、打ち合っているお前たちが居てな」


「そうだったんだ」


繋は見ていたのなら、遠慮なく声をかけてくれてれば手を止めたのに。と言うと真剣に打ち合ってたからなとこがらしは答える。


「それで、シグル嬢のような師がいたのか?」


凩は自衛隊出身ではあったが、異形の存在であるゾンビと戦えるようになったのはシグルのお陰なのだ。それは彼だけじゃなく、ここの拠点のあらゆる部隊の人間はシグルから戦闘技術の手解きを受けている。


(そういえば、凩さんはシグルさんの直近の隊長さんだったけ・・・・・・、なら養父の事を言ってもいいかもしれない)


繋が異世界帰りの地球人だという事を、シグルは信頼と信用できるものに一部だけ説明してくれている。そして、魔法の存在の事も。

そうする事で、繋がこの拠点で動きやすいようにしてくれているのだ。


「実は、その・・・・・・シグルさんの兄が僕の養父でして、幼い時から様々な事を教えて貰っていたんです」


「・・・・・・それは、凄いな。というより、あんたの強さも納得いく。シグル嬢から兄の話を聞いた事が何回あったが、より文武両道で何事も極める性質だと」


それを聞いて、繋は明後日の方向を見ながら遠い目をする。かつての特訓の日々を思い出してしまうから。

そんな繋の様子に夏原と凩は顔を見合わせると、繋の心情を察する。


「シグル嬢もスパルタだったが、その様子だとアンタの養父も同じだったんだな・・・・・・」


「・・・・・・はい」


たっぷりと間を空けて、繋は空笑いをしながら答えた。


「せっかくだ、凩さんも一緒に訓練していかないか?」


夏原が唐突に声をかけた。少し息を弾ませながらも、真剣な瞳で凩を見つめる。


「繋さんもいいですか?」


「もちろん! 練習相手は多いほうが色々試せるしね」


繋が穏やかに答えると、凩が帰ろうとしていた足が止まった。背中越しに一瞬の沈黙。そして、彼はわずかにピクリと肩を揺らし、振り向きもせずに低く言葉をこぼす。


「やるなら、全力だ。手加減はしないぞ」


その口元には、ごくわずかに好戦的な笑みのようなものが浮かんでいた。

それに、夏原は後悔する事になるのだった。



訓練場では、繋・夏原・凩の三人のやりとりを遠巻きに見守る人影があった。

そこには、シグルと菊香と晴斗が並んで立っていた。


「楽しそうだよね、あの3人」


菊香が微笑むと、晴斗も遠い目をしながら見る。


「でも、あれ絶対後半、夏原さんボコられるやつすっよ」


「あはは、それでも本人はなんか嬉しそうだから良いんじゃない?」


菊香の言葉に、シグルも静かに頷いた。


「夏原さんは、ああやって背中を追いたい存在を持てたことが、嬉しいのでしょうね」


(そしてケイ様も・・・・・・前より少し、肩の力が抜けたように見えます)


すると、3人の後ろから明るい声がかかる。


「あれ? 3人ともこんな所でどうしたんです?」


細身の白衣を羽織り、腰には拳銃ホルスター。手には医療キットの入ったバッグを提げている。彼女の名前は水無瀬みなせ 柚月ゆづき。元は医師だったが、戦いを厭わず、あえて最前線に身を投じる稀有な人物だ。


「あ、水無瀬さん」


「晴斗君、こんにちは~!」


晴斗が反応すると。水無瀬は手を振り、笑いながら3人に近づいてきた。


「なになに、なんか楽しそうですね。お話、混ぜてもらってもいいですか?」


「もちろんですよ」


水無瀬は「ところで」と言うと心配そうな表情で、視線をシグルに向ける。


「シグルさん。最近、喉の調子はいかがですか?」


「はい? ああ、先日の件ですね。おかげさまで大丈夫ですよ」


「喉? シグルさん喉をやられてるんですか?」


心配そうに晴斗がシグルに尋ねると、「いえ、大したことではないのですよ」と優しい笑みで答える。


「にしても、男の人3人が集まっても暑苦しく見えないのは、繋さんのお陰なのかな?」

「なんか清涼剤みたいだよね」と水無瀬は菊香にフランクに話しかける。


水無瀬とはこの数日ゾンビ退治に行っていた時に、たまたま一緒に行動することがあり、そこから友達として仲良くなったのだ。


「それ、めっちゃ分かるかも!」


「ね!だよね!」


年上の姉と妹のような関係ではあるが、2人で楽しく雑談を交わす。

菊香が視線をけいたちに戻す。

ずっと隠れて無理をしていた繋が少しでもリラックス出来ている姿を見て、菊香は嬉しそうに微笑む。

───すると。


「ちょっ!!能力を使うなんて本気出し過ぎじゃないですか?!!」


夏原の叫ぶ声が聞こえて、なんだなんだと4人は訓練場の中を見る。


「お前も、能力が発現してるんなら思い切って使ってこい!! これも練習だ!!」


こがらしの熱が入ったのか、夏原との組み手が本格的な能力を使った訓練に変わってしまい、それをオロオロと止める繋の姿があった。


「・・・・・・出発前に・・・・・・、あれ止めないといけませんね」


水無瀬の言葉に、菊香が肩をすくめた。


「ああ!! とうとう、繋さんが困りながら止めに入った!」


晴斗の焦る声が響いて、菊香が助けにいかなきゃ!言うと4人は走って向かって行った。

3人だけで暮らしていた、穏やかで平和なあの時間とはまた違う。仲間が増え、賑やかで楽しいひと時に菊香の心は晴れ晴れとしていた。





そんな一幕の後の夕方。

繋がヒカルからの要望でコテージ横に作業用のガレージを作り、その中で、ヒカルと繋はふたりだけの時間を過ごしていた。繋は今日あった出来事をヒカルに話をしながら、適当な積み荷の上に座って、足をぷらぷらさせている。

ヒカルは工具箱を広げながら、繋の顔をちらりと見て、からかうように口を開く。


「ははは。上手くやれてるようだな」


「まるで人を騙してるような言い方?!」


「実際に騙してるようなもんだろ?」


ヒカルが意地悪な顔をして繋を揶揄う。それにうぐぐと悔しい顔をするけい

この素の感情を、そのまま外に出せる相手は、今のところヒカルだけだ。そう気づいて、けいは少しだけ目を細めちょっとした意地悪を思いつく。


「そんな事言うんだったら、バイクもう直さないけど?」


「そ、それは止めてくれ、スマンかった!」


思わず笑い合うふたり。けいはヒカルの前でだけ、こんなふうに自然と感情がこぼれる。それはきっと、誰かに弱さを見せてもいいと思えた、初めての関係だった。

今までも軽口を言い合ってきたが、それでも繋は相手の事を考えながら言葉を選び抜き言葉にしている。相手を思いやる事は変わらず、それでも敢えて意地悪な言葉を出すのは繋にとってスヴィグル以外に出来た新しい関係だった。





そして南の拠点へ出発する日がとうとうやってきた。

拠点に向かうのは繋、ヒカル、菊香のいつもの3人に決まった。シグルは本当は他にも人員を付けようと考えていたのだが、それにヒカルが断りをいれた。


「戦えない奴がいても邪魔になるだけだ」


「あ、こう言ってますが。怪我をするから無理をしないでくれって意味です」


「そうそう、彼なりの心配なので気にしないでね」


「お・ま・え・ら!!」


上から順に菊香と繋。そのフォローが気に入らなかったのか、ヒカルは無言で2人の頭をつかみ、アイアンクローをお見舞いする。


「ギャーッ!」


「イタタタ!!」


小さな騒ぎに場が少しだけ和む。どこか緩いやり取りに、夏原とシグル、水無瀬、凩は思わず笑みをこぼした。だが、シグルの招集で居合わせた他の部隊リーダーたちは、ぽかんとした顔でその様子を見ていた。部隊リーダーの6人の内、1人は救助隊のリーダーの夏原も勿論そこに居た。警備隊のリーダー・凩 一誠とその傍らに立つ、医療施設のリーダーの水無瀬 柚月もそこに居て、その光景を眺める。


「相変わらずの3人だよね」


ふふ、と水無瀬は小さく笑う。


「本当にな」


夏原も、そんな3人の光景に優しい目元で笑い、凩はふっと鼻で笑うが表情は柔らかかった。


「・・・・・・あの三人、あんな調子で外に出るんだな」


今から他の拠点のリーダーに交渉しに行くというのに、この緩い雰囲気で本当に大丈夫なのかと、そんな疑念を抱き、夏原に怪訝そうな顔を向ける。


「あんなふうに緩く見えますが、その強さと繋さんの対人能力は折り紙つきですよ」


けい本人からは聞けなかった異世界での活躍を、夏原はシグルから聞いていた。冷え切った国同士を、その卓越したコミュニケーション能力で結びつけたという偉業を。


「ふふ。では、ヒカルさまの言葉に甘えて、お三方にお願いしましょうか」


「なるべく頑張るが・・・・・・あんま期待はすんな」


ヒカルは鼻で笑い、腕を組む。だがシグルは首を横に振った。


「期待していますよ。だって、そちらには人たらしのケイ様がいますから」


その言葉に、場の視線が一斉に繋へと向く。


「・・・・・・ぼく?」


たっぷり間をおいて、きょとんとした表情で自分を指差す。


「まって、まって、僕大したこと出来ないんだけど!」


手を振りながら否定する。自己評価の低い繋は、こうして期待されても首を横に振るしかない。

しかし、周囲は納得したように頷く。


「あー、確かに。お前なら大丈夫だろ」


転生前、人嫌い全盛期だった自分ですら、繋に心を開かされたそんな記憶が蘇り、ヒカルは素直にそう告げた。


「ヒカルさん?!」


真っ先に否定してくれると思っていた人物の賛同に、繋は信じられない表情を向ける。


「私もおじさんと同じ意見だな〜」


菊香まで同意を示し、両側から挟み撃ちにされる。

夏原も追い打ちをかけた。


「二人の言う通り、繋さんなら大丈夫だと信じてる!」


「・・・・・・せ、誠一くんまで」


さらに凩と水無瀬も口を揃える。


「シグル嬢が言うなら、そうなんだろう」


けいさん、頑張って下さいね」


逃げ場を失った繋は、大人しく受け入れるしかなかった。小さな声で一言――


「・・・・・・がんばります」


誰も助けてくれない現状にしょんぼりしていると、シグルが優しく声をかける。


「ですが、くれぐれも無理はされないで下さいね」


その言葉に、繋は顔を上げる。確かに行き先が危険かどうかは分からない。無理は禁物だし、細心の注意を払う必要がある。


「二人とも無理はせず、何かあればすぐに逃げるんだよ」

「おめえの事だよ」

「多分、それ、繋さんのことだと思う」

「・・・・・・ん?」と固まる繋に、シグルは眉を下げてくすりと笑う。


「ヒカルさま、菊香さん、ケイ様のことよろしくお願いいたしますね」


まるで親が子を心配するようなやり取りに、ヒョードルも良く人前でしてたなと思い出す。繋は顔を赤くし、居心地悪そうに両手で顔を覆った。


「恥ずかしい・・・・・・この場から消えたい・・・・・・」


恥ずかしさのあまり、杖を空中にポンっと出現させ、そのまま手を触れずに動かす。認識阻害の魔法でこの場から逃げようとするが、その行動はヒカルに遮られた。


「何してんだ、ほら、行くぞ」


襟首をぐいっと掴まれ、ズルズルと引きずられる繋。その後ろを笑いながら菊香がついていく。その光景を、シグルは微笑ましげに見守りながら歩く。


「では、各自解散といきましょう。見送りたい方だけ付いてきて下さいね」


出発の朝、空は薄曇りだった。

繋、ヒカル、菊香の3人は最低限の装備を背負い、北の門をくぐる。背後ではシグル、凩、水無瀬、そして夏原が見送りに来ていた。


「繋さん、どうか気を付けて。帰ってきたらまた一緒に稽古やご飯でも行きましょう」


夏原は繋に手を振る。


「気をつけてな」


凩はぶっきらぼうに一言だけ、でも声色は柔らかかった。


「菊香ちゃん、気を付けて行ってきてね」


水無瀬が菊香に両手で握手をする。


「ヒカルさん、ケイ様をよろしくお願いいたしますね」

「そんな、子供じゃないんだから・・・・・・」


思わず頬を赤らめるけいにシグルがよしよしと頭を撫でようとする。だが、その手は頭を撫でる事なく宙に放り投げられた。


「はいはい、行くぞ」


何故ならヒカルが繋の背中を押すようにして彼を前へと進めたからで、その事にシグルは不満そうに頬を膨らました。

そして、小さくため息を吐いて、皆と同じように見送る為に手を振った。


南の拠点までは本来、徒歩で丸一日以上かかる距離だった。三人は軽トラに乗って舗装の剥がれた旧道を進んでいる。秋の朗らかな陽射しに照らされた草木が車窓の外を流れていく。風にそよぐ葉の音だけが静かに響き、鳥の声も遠くまばらだった。


「涼しいね~、僕、秋って好き」

「俺は春だな」

「私は夏~」


三者三葉の好みの季節に、繋は個性だなあとのほほんと思っていた。車の窓を開け、窓越しに肘をかけて、秋の涼やかな風を頬で受ける。

秋と言えば読書の秋、食欲の秋。そこまで思って繋はふと口に出す。


「・・・・・・スイートポテト作りたいな」

「賛成!! 大賛成!!」

「ひぇっ」

「おい!」


後部座席から勢いよく飛び出し食欲を爆発させる菊香に2人は驚く。


「おい!菊香急に飛び出すんじゃあねぇよ!」


ごめんごめんと軽く謝ると、菊香は「それより!」と繋に詰め寄る。


「繋さん、お菓子も作れるんですか?!」

「う、うん。出来るよ」

「お前何でも出来んだな」


菊香の迫力に引いた目で見つつ、繋の何でも出来る加減にヒカルは至極関心する。


「いや〜何でもは、できないよ。ただ、料理全般が得意というか、好きなんだよね」

「そう思うと、コテージでさつま芋も育てればよかったな・・・・・・」

「なら、さっさと南の難民キャンプに着いて、力を得なきゃだな」


ヒカルの言葉に菊香は「だね!」と強く同意する。


「ははは。2人とも僕の料理を美味しそうに食べてくれるから嬉しいよ」


繋は異世界の仲間達にご飯をふるまう事が多かった事を思い出す。特にスヴィグルとベオウルフが自分の作ったご飯を取り合って喧嘩をする事が多かったなとクスリと笑う。それを諫めるのは大抵、スノトラとヒョードルだったことも。


(そう言えばスヴィグル・・・・・・)

(本当は僕に言いたい事いっぱいあったんだろうな)


別れる際にはああやって気丈に、みんなのリーダーとして振る舞っていたけど、本当は沢山伝えたい事があった筈だと繋は気付いている。それでも、きっと気持ちを汲んで、黙ってくれたんだろうと繋は思っていた。


(出会ってから1年。ともに切磋琢磨して。その後は2人だけで旅をした6年。みんなで旅をした3年間。そして、その間のささいな時間に共に旅をした彼)


思い返しても、波乱万丈で濃い人生だったと繋は思い返す。


(またスヴィグルに会う事が出来たら、また色々と話したい。そして、また2人だけでの充てもない旅をしても良いよね。今度はお互いに何のしがらみもなくさ・・・・・・)


車窓から見える、めくるめく変わっていく景色を眺める。

すっかり廃れた町並みに残った木々は、すっかり秋めいて紅葉が色づいていた。


そんな景色の中、

───金髪褐色の少女が親指を立ててヒッチハイクしていた。


「・・・・・・え?」

「ん?どうした?」


余りにも不釣り合いな光景に繋は一瞬、頭がフリーズする。そしていつもの彼らしくもなく、吃驚するようなワードが出てきた。


「野生の金髪ギャルがいた・・・・・・」

「よし、見なかった事にするぞ」


そして、奈良の拠点に嵐が訪れる。





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