0-5 いまさら人物紹介(ここまでのネタバレあり)
ここまでのネタバレがありますのでご注意ください。
桐島隆司
全章通しての主人公の一人。
陸上自衛官、一等陸尉。
元々の所属は第一空挺団→特殊作戦群。アメリカに研修に行っている間に中央機動連隊が出来て、戻ってきたらそっちに行かされてしまった人。
ふざけているように見えるが、日々の鍛錬は欠かさない。
鴨野
陸上自衛官、陸曹長。
桧山
陸上自衛官、二等陸曹。
大卒なのだが幹部で入らなかった(入れなかった)
語学関係に強いという設定があったので、4章で桐島と2人で潜入することになった。
秋月
陸上自衛官、三等陸曹。
中央機動連隊情報分隊で一番の下っ端。
ジャネット・ジェイコブ
アメリカ海兵隊少尉
第5武装偵察中隊所属のガチムチ。
~第2章~
滝川雄一
2章、3章の主人公の一人。
大学生。
異世界だぜハーレム作るぜひゃっほう!となった結果、割と後ろから刺されかねないパーティーを組んだ。
居合道部という設定があったが、使わず終い。
メルドーズ
ミスティルテイン王国が勇者パーティーのために雇った魔術師。
金払いが良かったので受けただけで、本人はミスティルテイン王国が嫌い。
実は滝川にとっては重要人物で、いつどこで仲良くなったかで物語が大きく分岐したりする。
例えば、最初から仲良くなっていた場合、滝川が1人で酒場を出てアレクシアと出会い、愚痴を吐露するというイベントは発生しないので、利用だけされてポイされちゃう可能性が大幅にあがる。
リューベック・ミスティルテイン
ミスティルテイン王国第一王子。
滝川曰、うざい奴。結局大した出番はなかったが、魔王討伐に連れて行った場合、終わった後に後ろから斬りつけて自分が勇者だったことにしようとする下種野郎。という案もあった。
ダンカン
ミスティルテイン教団僧侶。
一応、リューベックの護衛。ガチムチ。
アレクシア・アリステイン
アリステイン大公国第三公女。2章ヒロイン
かなり凄惨な過去があったので、利用できるものは何でも利用するという政治家向きの性格になっているが、滝川にはそれなりに好意を寄せている。
「本来の場所に帰りたい」という滝川の思いを理解するが故に、特に束縛も引き留めもしなかった。
滝川のほうも、残るのなら彼女のところと思っていたので、割と相思相愛。
エリーシャ・エレステル
アリステイン大公国近衛騎士。
治癒魔術が使えるが、この世界の治癒魔術は「怪我の治りが早くなる」「看護師の代わりになる」「気分が良くなる」と言った程度のもの。ないよりいいのは確かだが。
メルドーズといい雰囲気になっている。その辺の話があってもよかったかなぁと思う。
エクセル・ガル・ガリア
ガリア帝国第一皇女。2章ヒロイン?
小さいころから勇者の伝承を聞いて育ったので、勇者への思いは強い。
滝川はハーレムの1人としか思っていなかったが、本人は正妻だと思っていた。
わりとヤンデレ、というよりは勇者が絡むと周りが見えなくなる困ったちゃん。
滝川への好意も「勇者だから」というところが大きいのだが、本人は気づいていない。
そのことを除けば、アレクシアとは仲がいい。
聖剣ミスティルテインがある日突然消えて3日ほど寝込んだ。
キリエ・ヘイズ
ガリア帝国近衛騎士。
エクセルの護衛。
ルル
エルフのハンター。
弓の腕はいいのだが、マイペースの不思議ちゃん。
フィーリス
森の賢者、ドルイド。
世界樹から蓄積された情報を引き出すことができる。
滝川に元の世界に帰る方法を教えたが、魔族の侵攻の際、ルルを庇って戦死した。
ステイン
シリス王国王子。
滝川、メルドーズと仲が良かったが、魔族の侵攻の際、逃げ遅れた避難民を助けるため死力を尽くし救援が到着すると同時に戦死。
本を読んだり、新しいことを学ぶのが好きだった。
余談だが、日本に帰った滝川が真面目に大学に通うようなったのは彼の影響。
コハク
弧人族の妖術師。年齢不詳。
妖艶な美女で、おもしろそうだと思ったら何でも首を突っ込む。
滝川のことが気に入ってなんやかんやと世話を焼いてくれていた。
部族の中では結構な重鎮なのだが、先の性格のせいで割と頭痛の種だったりする。
ガオウ
犬人族の格闘家。
脳筋。
タマ
猫人族の斥候。
猫人族というか、性格は完全に猫。
気まぐれでマイペース。
ソウリュウ
竜人族の戦士。
魔族が自分たちの居住エリア近くまで侵攻してきたので手を貸したが、そうでなければ引きこもっていた。
王狼
バカデカい狼。
魔王の配下にはつかず、ウルフ系のモンスターを率いていた。
自衛隊に滝川の情報をもたらす。
意思疎通ができて、不整地で荷物の運搬もしてくれるし移動にも使えるので、派遣部隊では割と真剣に制式採用したいという声があったが、残念ながら量産できないので却下された。
~第3章~
世界神
第3章の世界を管理している世界神だが、管理は杜撰。
あげく、桐島と滝川が世界神を経由せずに日本に帰ったので、与えた権能がそのままになっている。
滝川が持って帰ったミスティルテインは部屋に飾られている模様。
クリスティア・クルス・クルセイド
クルセイド王国第一王女。ポンコツ姫様。
蝶よ花よと育ったので一人だと何もできない箱入り。
側仕えのマリアにいいように操られているのだが、長い付き合いなのでそれが当たり前になっている。
世間では愚王の娘とバカにされている。世間で賢姫と呼ばれる母親にも、なんでマリアが娘じゃなかったのかと嘆かれる可哀想な子。
マリア
クリスティアの側仕えのメイド。
なのだが、立場を利用して貴族の醜聞を集めたり、クリスティアを操って蓄財したりとやりたい放題。
賢姫と呼ばれるクリスティアの母親以外にはバレていないので、世間的には理想的なメイドだと思われている。
クリスティアの母親とは持ちつ持たれつで、割と碌でもない関係。
魔王との和解後はメイドをやめて商人になったが、クリスティア(とその母親)との関係は続いている。
~第4章~
狂信者
教都で家畜同然の扱いを受けている信者たち。
生まれた時からこの生活が幸せだと刷り込まれているので疑問を持つことは無い。
シュバルツスタンの町長
人望のある好々爺。
この絶望的な世界で住人を束ねてなんとか日々の生活を続けている。
比較的ましな場所にあるので、この世界の集落の中ではいい生活ができている方。
とはいえ、ここの飲料水は重度に汚染されているのでわりと危険。
教団の人間
この世界の中で一番文明的な生活を送っている人たち。
ある種、究極の共産主義管理社会なのだが、教団幹部しかいない場所では割とみんな楽しく生きている。
しかし街の原子力発電所にタイムリミットが迫っていることに気付いている人間はいない。
~第5章~
僕
高校生。いじめにあい、不登校だった。
突然何の説明もなくこの世界に飛ばされた。実は言語面で不自由しない特殊能力が付与されているのだが、それに気づいたのはずっと後。
この世界にきて成長した、と見せかけて副長のヒモになっただけである。
艦長
「僕」の童貞を奪った人。
自由に生きる海賊のように見えて、実は帝国と敵対する国の海軍軍人兼工作員だった。
ユーニービを帝国から奪い、帝国の蒸気機関独占に終止符を打った人物なので、割とこの世界の歴史での役割は大きかったりする。
副長
黙っていても喋っても、優秀な軍人に見えるのだが、なぜか船の現在地だけは合わせられない困ったちゃん。
年下好きで、「僕」が割と好みにストライクだった。本人は隠しているつもりだったが、艦長にはきっちりバレていたので、結果的に「僕」とくっつくことになった。
掌帆長
当初の「僕」の上司。
ゴリラじゃないのかというくらいいかついおっさん。
艦長と同じく、帝国と敵対する国の工作員。艦長とともにユーニービを奪った。
砲雷長
トリガーハッピー。
撃てればOKという人だが、こんなのでも実は帝国と敵対する国の工作員。
機関長
帝国以外では蒸気機関の第一人者なのだが、重度の人見知りのひきこもり。
蒸気機関と一緒に生活できるからとユーニービに乗っていた。
海賊船「ユーニービ」
元は大日本帝国海軍の防護巡洋艦「畝傍」
シンガポールから日本に向かう際に異世界への転移に巻き込まれたという設定。
この世界に蒸気機関をもたらした存在だが、当初は帝国が独占していた。




