クジラとイルカとシャチと
まぁ、個別にはそれぞれに種がありますが。あ、シャチは一属一種ですけど。
でもスナメリとかクジラですけど、ちっちゃいです。いや、てかクジラなのか?
聞いた話ですよ。あくまで聞いた話。
この三つで実のところの違いはクチバシ(嘴)だったかな、それの有無の方が大きいです。あと歯の有無かな。
クチバシの有無がはっきりしているのはイルカです。で、細かいことは置いておくと、クチバシの有無で名前というか呼び方が違います。
普通にドルフィン(dolphin)と呼ぶのはクチバシのあるもの。
クチバシがないとか小さいのはポーパス(porpoise)と呼びます。
あと、川イルカがいます。たぶんクチバシがあったと思いますが、これドルフィンなのかな? 呼び方としてはドルフィンみたい。でも結構初期に分化してるから、いろいろどうなんだろうとは思いますが。
そうすると呼び方としてはホエール(クジラ)、ドルフィン、ポーパス、オルカ(シャチ)と四つあります。川イルカはなぁ……
能力の差は、クジラもドルフィンもポーパスもオルカもたぶん大差ありません。川イルカはわかんないです。
さて「知性化戦争」では、知性化されたイルカをフィンと呼んでいました。ドルフィンからですね。ん〜、クチバシがあるやつだけだったのかなぁ。
あと、知性化されたオルカも顔を出してはいましたが。こっちの呼び名はなんだっけ? 忘れました。
そうすると、クチバシがあるのも(たぶん)、ないのも(オルカではっきりしてます)、知性化されてます。
それで、人間が使う言葉には、「使われやすい言葉と、そうでもない言葉」があります。イルカの鳴き声も分析してやると、そういう違いがあるらしいです。違いと言っても、二つにはっきり分けられるわけじゃなくて、出現頻度順に並べると右下がりの図になるって話ですけど。正確さを犠牲にして書くと反比例のグラフみたいな感じです。軸の取り方にもよりますが、右下がりの直線とかには、たぶんなりません。結構極端です。現れやすいものはとにかく現われるし、現れにくいものは出てこないような感じ。
んで、計算機のデータ圧縮なんかは、むしろこの特徴を逆に使っています。現われやすいものは短かいbit数で、現われにくいものはどうせ現われにくいんだからbit数が多くなってもいいやという感じです。で、現われやすいのは1bitだけで、それと現わすとかもあります。
そうすると、元々はたとば1byte単位で見た場合、現われやすいbit列と現われにくいbit列があるわけです。でも圧縮してやると、1byte単位で見ると、その差が小さくなります。なくなるのが理想ですけどね。
さて、人間の言葉には現われやすい言葉と、現われにくい言葉があると書きました。それは、bit列としても現われやすいものと現れにくいものがあるということです。
先にN●Kのモーガン・フリーマンの番組で、宇宙に飛び交う信号のそういう特徴を見たらどうだろうというようなことを言っていました。
でも、全体としてのbit数が少なくなるなら、あるいはそれはつまり送る時間を短かできるということですが、それならデータ圧縮をするでしょう。でも、そうすると、現れやすいbit列とかって、出にくいわけです。
うーん。宇宙に信号が飛び交っていても、それをそれと見付けるのは、やっぱり難しいかもしんないですね。




