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刹那の風景 第三章  作者: 緑青・薄浅黄
『 ルリトウワタ : 信じあう心 』

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『 閑話 : 秘め事 』

【 ウィルキス3の月30日 : セリア 】



 『助けて……。かなで……』


セツナが、初めて零した助けを求める声は

微かな、吐息に混ざったような

声にならない音だった。


サクラを助けた時も

親友に心臓を貫かれた時も


セツナの心は確かに悲鳴を上げていた。


獣人族の村で独りになっても

狂気にのまれかけても

自分の魂の行方が消滅するのだと知っても

サクラと共に死にかけても

凄惨な過去を思い出しても

親友と剣をまじえても


そして、死を望んだときでさえ


セツナは一度として、その口に助けを求める言葉をのせなかった。


なのに……。


微かに乞うような、声なき声で

彼が助けを求めたのは


トゥーリではなく。

アルトでもなく。

クッカちゃんでもなく。

フィーでもなく


黒達でもなく。

月光でもなく。


そして、私でもなかった……。


小さな小さな……。

その音に、胸を切り裂かれそうなほどの

哀しみと、苦しみを知り(聞き)


ただ、本当に無意識に零れ落ちた心が求めた人は。

セツナが唯一、自分の隣に据えた人の名前だった。


だけど、セツナのその声は

彼に届くことは決してない。




幸せそうに眠る、若い子達の傍で

いつもの笑みを浮かべていた

その顔に、何の表情も浮かべず。

優しく瞬く菫色の瞳に、何も映さず。

眠ることも、私がいることも忘れて


独り……唯、独り……。

白色の絶望の中に居た……。


いつか見た、憎悪と絶望の黒ではなく。

それよりも深く暗い漆黒。


それを、圧倒的な白で圧し潰すように

塗り替えたあと、彼は独りでグラスを傾け

淡々とお酒を飲んでいた。


私が姿を見せても、その瞳に映さず。

呼びかけても、聞こえた様子はなかった。

その姿はまるで精巧につくられた

人形のようで……。


人から魂が抜けてしまったら。

こうなってしまうんじゃないかと、想像させるものだった。


その姿に、恐怖を覚えて

セツナを助けてほしくて、黒達に助けを求めに走ったけれど。

この家にいるすべての人が、深い深い眠りに囚われていて

フィーですら、目を覚ますことはなかった。


無意識下で発動された魔法は、セツナにしか解けないものだった。


セツナの元に戻り、ずっと彼を呼びながら

涙を落とすしかできない自分が、情けなかった。


何の音も聞こえない、怖いほどの静寂の中で

私はセツナを抱きしめながら、泣いていた。


膝をついて、頭を両手で抱き寄せ

ひたすらセツナの名前を呼び続ける。


『戻って来て、セツナ』


窓の外が、セツナの瞳の色に近い

暁色の中に含まれる淡い紫が訪れても、セツナは眠りもせずに

ただ、ただ、自分の心の内に居た。


そして、セツナが、声にならない声を落とした瞬間

崩れるように意識を飛ばした。


ピクリとも動かない、セツナを見て

このまま、目を覚まさなくなるんじゃないかと

不安に押しつぶされそうになった時

私を呼ぶ静かな声音に、顔をあげると

すぐそばに、クッカちゃんが立っていた。


『セリアさん』


私を慮るように、その瞳に優しさと慈しみを宿しながら

もう一度私の名前を呼んでくれた。


『セリアさん』


彼女が、そんな感情を私に向けたことは一度もなかったのに。

その瞳の色は、何時もセツナとアルトだけに

向けられていたものだったのに。


どうして?

そんなことを麻痺した頭でぼんやりと感じながらも

口から出る言葉は、セツナの事だった。


『……クッカちゃん。

 セツナが……セツナが』


クッカちゃんを見た事で、優しい声音を聞いたことで

安堵した私は、体の力が抜け床に座り込んでしまう。

途端に、体が震えだし、ボロボロと泣く私の頭にそっと

その小さな手をのせ、ゆっくりと撫でてくれる。


クッカちゃんは、何も言わなかったのに

ポツリポツリと、ここで見た事を口にのせていく。

なぜか、全てを伝えないといけないと思った。


お酒に誘われて、楽しそうに飲んでいた事。

若い子達が話す、赤裸々な会話にドン引きしていた事。


トゥーリちゃんの話が出た時に

セツナの魔力の色が、白を掻き消すほどの真紅に染まったこと。

なのに、セツナが見せる表情も、語る声音も何ひとつ

変化がなかったこと。


何時もと同じように笑みを見せながらも

その魔力は真紅を保ち続け、そして……。


漆黒へと塗りつぶされた。


彼が、何に怒りを覚え、何を考え、何を想い

なぜ、絶望に至ったのか……その理由は何もわからない。


わからないけれど、その感情の動きだけが

私には手に取るようにわかった。


圧倒的な、感情の本流に

声をかけることもできずに

見ている事しかできなかったの。


その間も、セツナはお酒を片手に

楽しそうに、若い子達の話を聞いていた。


そこには、なんの動揺もなく。焦燥もなく。

いつも通りの、セツナが纏う優しい雰囲気そのままに。


一人、また一人とお酒に飲まれて沈んでいく。

その様子を、ただ眺め、セツナが独りになったところで

彼の魔力は、漆黒を凌駕するほどの白を纏い

優しい菫色の瞳から、感情が消えた。


私には、漆黒を力でねじ伏せ無理やり白に変えたように見えた。

まるで、そうまるで……何かに争う(あらがう)ように

自分の生命力を削ってまでも、屈服させるかのように。


その白色が湛えた感情は……。

全てを許さず、全てを殺し、全てを凍てつかせるほどの拒絶。

そして、自分自身をも凍り付かせるような絶望の色だった。


以前と同じ白色なのに、触れるもの全てを凍らせてしまうかのような魔力。

そこに優しさや、暖かさはなく研ぎ澄まされた短剣の様な魔力だった。


セツナと共に、過ごしてきたから、セツナをずっと見てきたから

毎日、セツナの魔力に触れてきたからわかったことだ。


これが、初めて出会ったころなら

きっと、気が付かなかった。


『助けて……。かなで……って』


泣きながら、嗚咽交じりの私の声は

とても聞き取りにくかっただろうに

クッカちゃんは黙って最後まで聞いてくれた。


私が、全て話し終えて息を整えるために俯いた瞬間

クッカちゃんが、静かに『ありがとう』と口にした。

ゆっくりと顔をあげて、彼女と視線を合わせた

その表情は、何時もの彼女ではなく大人びていた。


私を慰めるように、もう一度頭を撫でてから

そっと、セツナの傍に行き彼の額に優しく手を置く。


それでも、セツナは目を開けない。

クッカちゃんの瞳に、涙があふれ頬を伝って落ちた雫が

セツナの頬へと零れ落ちた。


『ご主人様の記憶を少しだけ封印するのですよ』


『封印?』


私がクッカちゃんを不思議そうにみていたからか

これからすることを教えてくれるみたいだ。


『すぐに思い出すことになるとは思うのですが

 その記憶がよみがえった時、ご主人様の心に

 負荷がかかりすぎないように、魔法をかけておくのですよ』


『心や記憶に作用する魔法は

 記憶の障害をもたらしたり、大きな副作用があると

 聞いたことがあるワ』


セツナの記憶の障害は、隷属魔法や闇魔法を

躊躇なくかけられていたからだとわかっている。


『多少は、記憶違いをおこす可能性はあると思うのですよ。

 ですが、今回、封印するのはご主人様しか知りえない記憶なので

 多少記憶が違っても、誰にも知られることはないのですよ』


『だけど』


『私はご主人様の精霊なのですよ。

 深刻な問題をおこすようなことは絶対にしないのですよ』


セツナを害した人間と同じにするなと

不快だという視線を私に向ける。


確かに、彼女が無理な魔法をかけることは絶対にないだろう。

酷い事を言ってしまったと、しょんぼりと肩を落とした私に

苦笑して怒っているわけではないと、許してくれた。


セツナの記憶の一部を封印するとして

私はどう行動すればいいんだろうか?


そんな疑問を、クッカちゃんへと投げかける。


『……私はどうしたらいいのかしラ?』


『このことを秘密にしてほしいのです。

 きっと、ご主人様が知れば気に病むと思うのですよ』


私もその方がいいと思い

クッカちゃんの目を真直ぐに見つめながら

誰にも言わないことを誓った。


『誰にも。セツナにも言わないワ』


『お願いするのですよ』


私との会話を終えると、クッカちゃんが魔法の詠唱に入り

彼女の体が淡く光り出す。その神秘的で幻想的な光景に魅入ってしまう。


長い詠唱のあとに、虚空を見上げて

祈るような声音で、そっと呟くように蒼露様の名を呼んだ。


『蒼露様。お力を貸してほしいのですよ……』


その瞬間、クッカちゃんの体を中心にして

蒼く清浄な魔力が満ちていく。


その魔力の前に、息が止まるような衝撃を受け

頭を下げて私も祈るようにセツナの事を願った。


しばらくして、この部屋の空気が元へと戻り

セツナに気が付かれないように、蒼露様とクッカちゃんの魔力を

散らした後、クッカちゃんが、安堵したように息を吐き出して

セツナの額から手を引いた。


セツナがどうして、こうなったのか

答えてくれないかもしれないけれど

気になるので聞いてみる。


『セツナは……』


その一言で、私が聞きたいことを理解してくれたのか

小さく首をかしげて、瞬刻考えてから教えてくれた。


『感情と思考の整合性が取れなくなってきているのですよ』


『整合性?』


『心と思考の歯車が、噛みあわずに動き始めているのですよ……』


それは……。


『……』


彼女はそれ以上何も言わず。

私もそれ以上何も聞けなかった。


聞くのが怖かったから。

セツナが狂い始めているなんて、考えたくもなかったから……。


『セリアさんには感謝しているのですよ』


『え?』


『私は、ご主人様に孤独を感じてほしくないのですよ』


『……』


『きっと、ご主人様の心が揺さぶられる一番の鍵は

 孤独を強く感じた時だと思うのですよ』


クッカちゃんの言葉に、ぎゅっと唇をかむ。


『私も、セツナの傍から消えてしまうワ』


『それは、最初から分かっている事なのです。

 ご主人様も、理解しているのですよ。

 寂しいと感じると思いますが

 セリアさんの願いを叶えることの方が

 ご主人様にとっては大切な事なのですよ』


『……』


『気に病まなくてもいいのですよ』


『うん』


クッカちゃんの言葉に頷きながら

セツナとアルトと離れるのを

一番嫌がっているのは私かも知れないなと思いながら

その考えを振り払うように、クッカちゃんに聞きたかったことを

聞くことにした。


『セツナを危険に巻き込んでしまいそうなんだケド

 許してくれるノ?』


闇に堕ちかけている、彼の事を思い出して

胸が締め付けられるような痛みを覚え

もうすぐ。もうすぐ会えるからと自分の心を宥めた。


『危険?』


心底不思議そうに、首を傾げて私を見るクッカちゃん。


『私の伴侶は竜だから……だから』


『たかが、竜一匹でご主人様が

 危険な目に合うわけないのですよ?』


『……』


クッカちゃんはそう告げ、本当に、本当に不思議そうに私を見た。

気にすることはないようだと理解した。


『さて、私はそろそろ戻るのですよ』


クッカちゃんがそう言って、私から視線を外し

セツナへとその瞳を向け、泣き笑いのような表情を作り

横たわっているセツナを一度抱きしめ離れた。


『一番最初に起きるのは、ご主人様ではないほうがいいのですよ』


そんな事を言いながら、周りを見渡し

少し目を細めて、カルロを見て数回頷いたあと

口に魔法の詠唱をのせて、詠唱が終わると同時に転移魔法で

この部屋から消えた。


私も指輪に戻り、指輪の中から外の様子を窺っていると


突然 『ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』という悲鳴が上がり

カルロが、まるで恐怖体験をしたかのような表情を浮かべながら

跳ね起きた。


その悲鳴に、この部屋で寝ていた全員が一斉に目を覚まし

何かあったのかと体を起こそうとしたが、セツナとエリオ以外の

全員が頭を押さえて床に転がることになっていた。


まだ、ぎゃぁぎゃぁとわめいているカルロを見て

皆が皆『うるさい! 黙れ!』と声をだし

殺気交じりのその声に、カルロは手で口を押えて息を止めている。


クッカちゃんが何をしたのかは知らないけれど

結構えげつないものを見せたんじゃないかと予想した。


カルロを選んだのは多分、私の話のせいなのかもしれない……。

反省はしていないケド。


セツナは私から見えないけれど、目を覚ましているのは知っていたから

何も知らない振りをして、指輪から外に出た。


『すごい悲鳴が聞こえたワ』


『あ、セリアさんおはようございます』


『おはよう。珍しく寝落ちしていたノネ』


『途中から記憶がないんですよね……』


記憶がないというところで、ドキリとしたけれど

セツナの様子はいつも通りだったし、纏っている魔力も

何時もの優しい穏やかな白色だった。


内心で安堵の溜息をつきながら

セツナと適当に話を合わそうとすると

若い子達が、ニヤニヤとした笑みを作りながら


『俺達の話が相当、気に入ったんだな』とか

『やっぱり、お前も男だよな!』とか話しているのを聞いて

すごくイラッときてしまった。気持ちよさそうに、ぐーすか寝ていた姿を

思い出し、怒りがこみ上げてきたのは仕方がないと思うのよ。


だから……。


『どんな話をしていたのかしラ?

 私も知りたいワ』と口を挟んだ瞬間、セツナとエリオ以外の全員が

青い顔を更に青くさせて、私を凝視した。


『ねぇ? どんな話をしていたの?』と皆に視線を向けるけど

誰一人私と視線を合わせようとはしなかった。


まぁ、確かにあんな話女性に聞かせるものではない。

面白かったけど……。


二日酔いで動けない、若い子達の傍によって

『教えてほしいな?』とか『セツナは男性なのに男ってどういう意味?』とか

答えられないだろうことを、一人一人視線を合わせて聞いて回った。

誰も口を開かなかったケド。


ちなみにエリオは、早々に寝ていたから

よくわからないという顔をしながら、私達のやり取りを眺めていた。


完全な八つ当たりだけど、これぐらいは許されると思うのよ?


そんな私を、セツナは呆れたように見つめて

片手で顔を覆い、溜息をつきながら首を横に振っていた。


二日酔いと精神的苦痛で完全に動けなくなった人達を助けるために

セツナが酒肴のチームに貸している部屋から

本家のほうへと転移魔法で戻り、部屋の中に黒が全員そろっていることに

少し目を見開いて驚いていた。


『珍しいこともあるもんですね』と話しながら

薬と水を用意していると、エレノアにどこに持っていくのかと聞かれ

セツナが、二日酔いで苦しんでいる若い子達の話をすると

今度はバルタスが、驚いたようにセツナを見てそして目を細めて

静かに笑っていた。


フィーだけが、私をじっと見つめていたけれど。

何も聞くことはなかった。





「私達では治せません、セツナさんの力を貸してください!」


アルトがセツナを引っ張るようにして、移動しようとしていたセツナを

呼び止める医療院の見習い医師の声で我に返る。


どうやら、意識があの夜へと戻っていたようだ。

彼女達に声をかけられ、何が切っ掛けなのかわからないけれど。

セツナが、あの夜のことを思い出したことに気がついた。


セツナの纏う魔力が……。

あの日の夜と同じものに変化したから。

だけど、あの冷たい魔力はすぐに消え去り

今は、優しい穏やかな魔力でも冷たい魔力でもなかった。


セツナの言動をみても、あの夜とは違い

きちんと意識を保っている。クッカちゃんの魔法が

ちゃんと作動したようだ。その事に安堵して


セツナが、見習い医師に気を取られている間に

私はセツナの魔力をゆっくり眺めた。


相変わらず、纏っているのは白い魔力なんだけど……。

その感情が酷く読みづらい。感情がないわけじゃないけれど。

一言で表すなら、混沌?


何が……セツナの中で何があったんだろう?

どういう流れで、こうなったんだろう?


安堵と不安が入り混じった感情を自分の中に感じる。


それに……。


それに、魔力の質が変わった? 重厚感を増したような。

それでいて、何処までも透き通った水底みたいな。


表現を探すなら……静謐。まるで、凪いだ海みたいに。

波一つなく。空気を震わす風もなく。


唯々、静かな……。すべてを飲み込み

全てを享受したような。そこに弱さなど一片もなく。

彼だけに与えられた特別な……魔力。


うまく言えないのだけど。

今までとは、違うと。はっきり言えるほど

セツナの魔力が変化した。


その影響なのか、セツナが纏う空気も変化している。

存在感が上がった? もしくは存在感が増した。


今までも、人目を惹くぐらいの存在感を出していたけど。

その比ではない。ちょっと目を離すのが難しいような空気。


その場にいるだけで、意識を持っていかれる。

言ってしまえば、遥か高みに君臨する王のような……。


そんな空気を纏い始めたセツナに、アルトも何かを感じているのか

セツナから視線を外さない。いや、外せないんだと思う。


何が違うのか、どうしてなのかアルト自身わからなくて

どうやら、混乱しているようにも見える。


混乱している中、セツナのふわりとした甘く優しい笑みを

向けられて、目を見開いて凝視していた。


今まで見た事もない笑い方に

アルトは余計に混乱し、セツナに名前を呼ばれても

凝視することをやめられない。


そんなアルトに、セツナは小さく笑い

アルトの耳を擽るように撫でた瞬間、アルトの魅了が解けたようだ。

「ぎゃー!」と叫び、セツナから距離を取り怒り出す。


その一瞬で、セツナの雰囲気もいつものように元に戻り

アルトは怒りながらも、ホッとしたような表情を見せ

セツナの手をぎゅっと握って、歩こうとしていた。


そんな二人に、水を差すように

先ほどまで、セツナに見惚れていた見習い医師の一人が

セツナに、自分の願いを告げたのだった。




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2025年3月5日にドラゴンノベルス様より
『刹那の風景6 : 暁 』が刊行されました。
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