学園祭だぞ!! その1
投稿ペースがようやく追いついてきた。
ネタ的にも考えるようになってきたのでね。
・・・学園祭の掲示がされてから2週間後、無事に学園祭は開催された。
ハクロたちへの出演依頼もあったが、量が多いし断った。というか、彼女たち曰く「レイ様と見て回ったほうが良いですよ」「のんびり回りたい」と言う意見だったのでその意見を尊重したんだよね。
「そもそも、彼女たちの決定権はレイにあるんだよな」
「そういうことになるからな」
ザフォンの言う通り、使い魔の決定権はその使い魔の主である魔物使いにあるのだ。
そして、その魔物使いであるレイの方にはまったくその願い関係の手紙が来ず、怨嗟の手紙が多かったのである。
うん、完全なるおまけ扱いにしか見られなかったのであろう。
ちょっとムカついたのもあって、丁寧に嫌がらせの魔法を込めた手紙を送り返した。
見た目的にはバレないだろうけど、軽い頭痛や下痢に3日ほど悩まされる奴だよ。ストーカー撃退の魔法ってこういう時に便利だね。
そんなこんなで学園祭が開催されて、上級生たちが立ち上げる模擬店が学内にびっしリ並ぶ。
移動屋台をするクラスや、劇をするクラスなどもあるそうでかなり大規模だ。
「結構規模が大きくて驚くよな・・」
「貴族家の力を示したからじゃないか?」
なるほど、なんか納得できたな。
この学園には平民貴族関係なく通っている。
そして、公平にやってはいるけど・・・大抵の貴族って言うのはどことなく自分の力を見せたくなるものがいる。
そんでもって、其のためだけにわざわざ予算を家から出してもらって豪勢なものにしてもらおうとする人が出る結果、潤沢な予算で潤って規模が大きくなれるそうだ。
一応予算の使い道とかはそのクラスの中で話し合って、予算を出した功績だけになるのだが・・・。
・・・それっていいように使われているだけだよね。利用されているだけだしなんか道化だな。
まあ、それでもなかなか質がいいものとなって文句は出ないけどね。しかし、模擬店の料理が学園祭ってレベルかこれ。
どこかのお抱え料理人とかが働かされていそうだ。
おいしいからいいけどね。こういう時ばかりは本当に貴族とカ平民とか関係なく楽しめるっているのがいいよ。
何かイベントの様なテンプレの様なものを起こしますかね。




