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バイバイ (200文字)
おっきなマグカップがごろんと転がっていたから
君が帰らないってなんとなく気づいた
昨日は戻れない場所だよ
それが最後のさえずりだったんだと
気づけなかったのは夢言葉だったからかもだね
今日の明日は来るのかな
お腹いっぱいにつめこんでいたいろんなたくさんが
もう一個も残ってない部屋で
朝を一人で迎えることが
夜を待つより過ごすより怖くて
コワくて泣きたいのに泣けもできない瞼に流星のしっぽだけが残る
今日の明日は来るのかな
おっきなマグカップがごろんと転がっていたから
君が帰らないってなんとなく気づいた
昨日は戻れない場所だよ
それが最後のさえずりだったんだと
気づけなかったのは夢言葉だったからかもだね
今日の明日は来るのかな
お腹いっぱいにつめこんでいたいろんなたくさんが
もう一個も残ってない部屋で
朝を一人で迎えることが
夜を待つより過ごすより怖くて
コワくて泣きたいのに泣けもできない瞼に流星のしっぽだけが残る
今日の明日は来るのかな
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