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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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64話

 学校も入った瞬間にザワザワするものとなった。さらに、勇者くんからは親を殺されたかのごとく俺の方を見てくる。めんどくさい、進学校ではなかったことから、あまりグループワークをすることはない。ひとまず安心だ。そして、外に出かけることもあるのだが、その参加も自由であり、自由行動になっている。当然不参加か、ダンジョンに行くために参加するのかのどちらかになりそうだ。


 結局勇者くんは、トラウマにはならなかったようだ。ッチ心の中で舌打ちをした。トラウマになってくれたら、絡まれた瞬間コボルトを出して攻撃を仕掛けようと思っていた。絶対その姿は滑稽になるのに。


 どのみち最終日ということもあり、別に気にもしていない。終業式も終わり家に帰る。ということでこれから夏休みに入った。さらに宿題はもうすでに半分ほど終わっているので、残りを終わらしてダンジョンに潜るだけだ。


 のんびり宿題をしていく、英語だけが一番めんどくさくなって、放置しているが、基本教科のうち英語がラストだ。そのため、英語が一番最後だ。もちろん、ダンジョンは海外にも存在している。そのため、英語が必要なのはわかってはいるものの。したくないと考えてしまう。特にスラスラと解けるのだが、長文問題になるとその動きは一瞬のうちに止まってしまう。


 そのため、英語が最後の方になったり、適当になったりする。あとは、覚えていない単語が出たときに調べるのが非常にめんどくさすぎてやる気がどんどん落ちていく。だが、親との約束で、宿題を終わらせるまではダンジョンに行くのは禁止されている。言っても土日はオッケーだが。


 そんなこともあり、宿題を終わらせている。大きいものの作文とかは後回しにしていて、先に小物を終わらせている。中には調べてそれを丸写しにしようとしているものもいるようだ。だが、それはわかるぞとか嘘っぱちに言われていると思うかもしれない。だが、実際に宿題でそれが露見しやり直しを食らっていたものがいた。そのため、宿題はネットから持ってきたらバレると考えが移った。


 そのため、めんどくさいが宿題を自力で終わらせなければならない。さらに問題があり、もう一つの宿題が、日記だ。小学生ならまあわかる。だが、高校生にもなって日記とはいくらなんでも舐めすぎではないか?そう考えてしまう。と言ってもダンジョンのことばかりしか書くつもりはない。



誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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