表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/1633

41話

 2階層に戻りゴブリンで試してみる。ファイアーボールをぶつける。火のため熱い。さらに身体中にその火がメラメラと広がっていく。それを消そうとゴロゴロと地面を転がっている。消し終わったのかそれとも諦めたのかわからないが、立ち上がった。こちらを見てくるその目は憎悪に溢れている。と言っても方向だけで、俺はバレていない。


 なんかうざく感じたので、首を切り落としてまた4階層に戻る。ゴブリンの進化と言っても職業と武器を手にしただけだ。そのため、装備の「そ」の字もない。腰布を燃やすと死ぬとかのバグがあれば最高に楽になる。まー、そんなのがあればもう広がっていることだ。泥臭く戦うしか方法がない。


 念の為、4体から試す。もしファイアーボールが効かなければ、他のもので対応すればいい。それなら通常のゴブリンで試すことでわかる。ファイヤーボールをとりあえず当てる。さっきのゴブリンと同じようにゴロゴロところがる。だが、それだけで終わらず、近くの木に引火した。


 灰と一緒に煙が巻き上がる。下の方の煙は風魔法で吹き飛ばすことができるが、上空の煙を見たものが近づいてくるかもしれない。そのため急いで、殺しにかかる。殺し終えた後ふと思う。再生能力を阻害できるのではないか?


 ゴミとなった細胞を捨てて再生するはずだ。そのため燃やすことによって、捨てなければいけない細胞が増える。そうすると、再生が遅くなるはずだ。というかリジェネって強くない?魔物だけ持っているのはずるい。人間でもできるのだろうか?なんか寿命削っているみたいで怖い。


 周りを見渡すと燃えていたはずの木々が復活していた。だるいな、最初の方にこの木を全て一太刀で切ることができたら最強だろ。と思い、ワクワクしていたが、この結果にショックを受けた。


 次はリーダーを相手に戦う。魔法ということもあり、弱点は存在する。当てる際に、音でバレてしまったり、質量のせいでうまく飛ばなかったりだ。火魔法もそういったものがある。それは、熱でバレるというものだ。急に温度が上がればそちらを向いてしまうのは当然だ。そのため、バレてしまうのが多くなる。その分威力が強いのだが、デメリットが大きすぎるように感じる。


 そのため、直撃は避けられたが、素早さの足りていない。ゴブリン共はすぐに葬ることができた。


「お前もすぐにあいつらの後を追わせてやろう」


 悪役じみたセリフを吐いておく。ウィンドジャベリンを放つ。それは、足にあたりゴブリンが倒れ込んだ。腰が抜けたかのように、こちらを向きながら必死に後ろに下がっている。攻撃をされたくないので、とりあえず、首を狙う前に腕を切り落とす。そして首をきる。


「んー。フェイクならいけるな。」


 温度で位置がバレる。だが、俺の姿まで見られる心配はない。そのため背後から刺してフィニッシュこれができれば一番強い。時間も時間なので、今日はひとまず切り上げる。




誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

あと補足:階層が上がるごとに敵のレベルが上がっていくため、魔法防御や物理防御が高くなってきています。

変な説明を求められても面倒なので、ここに載せときます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ