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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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376話

 成績が決まるまで一旦実家に帰ることになった。親が迎えにくることはなく、高速バスに乗って実家に帰る。持って帰るものはマジックバッグぐらいだ。その中に全て入れている。服とかはキャリーケースに入れ、マジックバックに放り込む。ゲーム機もだ。家でもできるように持って帰るつもりだ。


 実家を出てからあまりゲームをしなくなってしまった。ダンジョンに潜ることが生活の一部になってしまい、じっとしていることが辛くなってきた。配信を見るときでも筋トレをしながら見るようになってしまう。


 夏休みの課題があるのでは?と身構えていたのだが、そんなこともない。もうただの夏休みになってしまった。インターンに向けての自己研磨をする時期だ。とか言われるが、そんなのダンジョンに行くぐらいしかない。


 家にいても暇なだけだ。それならダンジョンに行ってバイトみたいなことをする方がいいと思う。9月前の1ヶ月間は実家に帰り、それが終わるとまた大学に戻ることになる。動画用のものはネット経由で渡しているので問題はない。


 ただ、一人暮らしに不満があるとすればフルーツが食べたいということだ。フルーツが高くあまり買いたいなとも思わない。というかトレントのフルーツを知ってから、スーパーで購入するフルーツが味のついた水みたいに感じてしまう。


 全て悪いのはできがいいトレントのせいだ。季節外れだが、桃とリンゴを食べたいなー。そんな期待を胸に実家に帰る準備をしている。


 実家に土産として、ココナッツなんかが手に入ったので、それを持って帰っている。13階がバカンスができるように改造された後ヤシの木が生え出した。そこから取れるのがココナッツだ。美味しいかどうかは知らない。ダンジョン産だからきっと美味しいのだろう。


 _____

 8月になり実家に帰っている。たまに来る連絡で、父さんが15階まで進んだ。という報告は受けた。近接戦闘の職業なので、気力での身体強化とかを伝えた。だが、その次の日からの筋肉痛がひどいという理由で使っていないそうだ。


 使ったその日には体が元気になりなんでもできる。そんな気分になるそうだ。そして、次の日はデスクワークをし帰っている時だった。身体中が悲鳴をあげ、地面をのたうち回る事しか出来なくなったそうだ。


 その次の日には有給を取ることで休み、なんとか筋肉痛は和らげることが出来たそうだ。なんかごめん・・・。そう思ってしまった。2日間何もすることが出来ず、ベットの上でじっとしていた。その後は痛いながらも動くことができるようになったそうだ。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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