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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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354話

 19階はビッグラビットだ。実家ではヴォーパルバニーだったのだが、こっちだと大きいウサギに変わってしまった。その分凶悪さはないだろう?そんなことを考える愚か者はいるのかな?甘い、砂糖以上に甘いぞ。砂糖以上に甘いものはなかったような気がするが。


 自分でボケて突っ込むのもういいわ。ヴォーパルバニーの1番の注意点はその素早さと短剣、足の攻撃だ。対するビッグラビットの場合は、凶器が体と足に変わる。ただのタックルでさえダンプカーがぶつかってきた感じだ。


 さらにその巨体を支えるのはその足だ。どれだけ筋肉が詰まっているのやら、ただ、ヴォーパルバニーに比べてスタミナは少なく、すぐに息が上がる。それまで攻撃を回避して息が上がったところに攻撃を仕掛けることで殺すことができた。


 スピードが速い分迂闊に近づけない。息が上がっていない時に近づき締め付けられて死んだゴブリンもいたぐらいだ。(囮として使っていたやつ)地面は土だ。地面を蹴った瞬間に飛び上がる土、あれの抉れ方をすごかった。そのことから筋肉がどれほど強いのかがわかるだろう。


 ドロップは、ウサギの肉だ。大きく、腹の方は脂肪が多かったが、足の方は筋肉質で脂身が少なかった。ヴォーパルバニーよりはコッテリとしていなかったが、量が多く食べ応えもあり美味しかった。


 20階は、リッチだ。特に語ることはなかった。ただ、ドロップだけは言わせてくれ、なんでアイスだ?いちごやチョコレート、いろんな人を喧嘩に回すチョコチップ別名歯磨き粉数多くのアイスが手に入る。しっかりと包装をされており、中にはドライアイスも入っており、その力の入れ具合。


 けどアイスよりもソフトクリームが食べたい気分だった。アイスも美味しいけどその時の気分はそれだった。アイスだとミルクだ。濃厚なほどいい。薄いミルクはミルクではない!!


 抹茶は苦手だな・・・。飲む方の抹茶は好きだ。けど、食べる抹茶は得意ではない。変に甘くそれを体が拒絶している。甘みを抑えた抹茶菓子なら食べることはできるだろう。


 ソーダのアイスがあったことは褒めて遣わす。あれは夏に食べたいな。まだ春だ。それがどんどん暑苦しくなり夏がやってくる。風鈴を外に出して扇風機と冷房をかけ、部屋でのんびりアイスクリームを食べる。そんな生活をしたいな・・・。


 どんどん暑くなっている中わざわざ外に出たくないしな・・・。外に出るなら、白狼を出して氷魔法で周りを冷やしてもらいながら移動をしたい。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] ソーダーがソーダなのは微妙なラインかな? 投稿お疲れ様です。
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