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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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346話

 1月になり、共通テストの時期に近づいてきている。受けないけどね。12月の末ぐらいの授業では、しょうもない授業が多い日には高校を休んで家で勉強します。と言った生徒もいる。


 教室がスカスカだ。一人こんな生徒がいると、それにつられて多くの生徒が休んでいった。今回はクリスマスが平日だったこともあり、そのままダンジョンに行くことはなくスルーをした。


 その試験や最後のテストを終え、卒業式まで暇になった2月が始まった。12月の半ばから2月の頭までは引っ越す前に肉とかを集めておきたく、それを回収していた。


 2月になり、アパートやマンションを選び、入居先も決まった。3月から入居できるようになっている。荷物は全てマジックバッグに入れており、引っ越す準備はできている。あと、必要なのはスーツぐらいだ。


 大学の入学式や卒業式は、基本スーツで行われる。そのスーツを買いにやってきた。それも注文し、受け取りは2月末だ。


 リッチの階の攻略も順調で、次の階に行くための階段も見つけている。20階はオークナイトだ。騎士の下位互換的モンスターだがどんな戦い方をするのかな?


 ______

 生活必需品も買った。さらに親に動画を渡すためにパソコンも注文している。運転免許を取りに行くことになっている。昔は身分証明証があったのだが、偽物が作りやすく馴染まなかったという理由で廃れてしまった。


 その身分証明証(年齢確認用)を手に入れるため、免許を取得する。それが2月の終わりからだ。卒業式が終わると、試験を受けに行き合格を貰えば終了だ。


 期間が短く、それまで基本は免許の学校にいることになる。そのため、新しく行けるとしてもこの20階までだな・・・。3年になってから、新しい階に行くのが遅くなっているような気がする。それで俺が困ることがないから別にいっか。


 ダンジョンの20階にやってきた。そこに待ち構えているのは、鎧を身に纏っているオークだ。騎士の鎧は黒色で相手のオークの鎧は鈍色だ。その相手を騎士に任せてその間に周りのオークを殲滅する。


 敵のオークはナイトも含め8体だ。遠距離がおらず、近距離の武器持ちしかいなかった。


「ファイヤーピラー」


 を収縮し発動させ、オークの膝を撃ち抜く。ナイト個体のみが鎧を纏っているおかげで、他の個体との判別がしやすい。刀で首を落としたり、心臓に刀を突き刺したりして殺していく。そして最後のナイト個体だけになった。


 鎧やステータス差により、至る所の鎧は凹み、鈍色だったはずの鎧は、自分の血によって染まっている。対する騎士は元が黒色と目立ちにくい色だった。そのため、返り血があったのかもわからない。


 ナイトの頭には何も装備をつけておらず、ここで勝敗が分かれた。目潰しをしていた。潰された目から液体が飛び出しており、口周りまで濡らしている。さらに殴られたせいで腫れあがっている。


 武器も遠くに投げられており拾いに行くこともできない。勝利は確定となった。騎士が手刀で首を落とし、決着だ。ドロップは、肉と睾丸だった。睾丸の値段は一律なのであまり嬉しくはないな・・・。下の階から落ちればラッキーだが、この階から落ちるならどちらかと言えばハズレ扱いだ。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

もちろん、オークの睾丸の効果は上がっているよ。

けど、そんなのわかるわけないよねだから値段は変わっていないよ。

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