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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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252話

 その後旅行までの間、ずっとオークやトレントを狩っていた。そして旅行だが、楽しい旅行だった。城を見に行ったり、美味しいものを食べたりと満喫した休みだった。お盆からしばらくはダンジョンに行けないな・・・。お盆が終わると次はオープンキャンパスだ。


 もう予約もしているので行かなくてはならない。お盆は何事もなく過ごした。今回は従兄弟が来なかったのだが元気なのだろうか?武勇伝(笑)を聞かせてもらいたいところだ。もし喧嘩を売られたら、値段を釣り上げて買取りしてもらわないと行けないしな。


 何だろう、家とは違う味で困惑はするが、めっちゃ美味しい料理でした。いつも通り量は多かった・・・。灰狼も連れて行ったのだが、猫たちも何も気にすることもなく一緒に寝ていて気持ちよさそうだったな・・・。結局それを枕にして一緒に寝て気持ちよかった。


 ゲシゲシと蹴られたが、それもまた愛嬌だ。本当に猫をテイムしようか悩むな・・・。もしテイムができれば。テイムしたモンスターという名称で、連れて行って疲れた時にもふることができるしな・・・。けど、自分勝手なところが怖いし、命令を聞かずに、人を殺してしまうという危険性もある。


 それなら、命令を聞く犬の方がいいな・・・。今はこのパーティーで十分だし、変える必要もないな・・・。さすが我が愛犬の灰狼だ。婆ちゃんに即懐いて服従のポーズをして餌をお菓子をねだっている。また太れば、特訓コースなのに大丈夫なのか?


 自覚はなさそうだし、今度体重計に乗せて絶望してもらうか。現実を見せると痩せなきゃとかの使命感が湧いてくるだろう。というか、野生の本能をどこに置いてきたのだ?家にカムバックしてきてほしい。流石に身内には優しいだけだと信じている。


 新しい服も買えて大満足だ。ジーパンのほかだぼっとしているズボンを買った。そして、それに合わすことができるようにモノトーンの落ち着いた色合いの服を合わせて購入した。値段は1万円と少しだったので今の俺には余裕で払うことができた。


 そして大学だが、説明会と言われてもよくわからなかった、としかいいようがない。最近できたこともあり、研究室という研究室はない。戦闘職の研究って何するんだよという話だ。大学を卒業するためにはダンジョンで一定の階に進むか、必要な単位を獲得するかのどちらかだ。


 生産職の方は最終課題が出されるので、それを作ることができるか、それとも論文を書くのかのどちらかだ。論文と言っても、新しい生産方法の考えをまとめたものを提出するだけだ。例えば、薬師の場合だと、この薬草とこの薬草を混ぜると新たな抵抗薬を作ることができますよ。といった感じだ。それが本当に作ることができるのかを確認され、作ることができると証明されると卒業といった感じだ。


 戦闘の授業もあるので楽しそうな学園生活を送れそうだな・・・。ちらっと勇者君の姿が見えたが気のせいだろう。


 そして夏休みが終わり、宿題も全て提出し終わった。そして文化祭が始まろうとしており、学校はその文化祭の影響で浮いた雰囲気になっている。というか留学生は間に合わなかったようだな・・・。そう思っていたのだが、俺が知らなかっただけで、1年に留学生がきているようだ。しかも、可愛い系のイケメンだってさ。そんな趣味はないので特に見に行く必要もないな・・・。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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