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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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245話

 さーてドロップ回収の時間だー!!ほぼオーク肉で終了だ。その他は槍と弓だった。少し見よう見真似で引いてみたが重く、その状態をキープすることが難しいと感じた。使い物にならないな・・・。これを使うぐらいなら普通に矢を投げた方が早いな。


 所持上限があるのが一番勿体無い。ダンジョンに入る際に矢を買い。撃っては回収を繰り返すことになる。それなら、もう金を叩いて魔法弓を買った方がお得だな。オーク肉の中に何やら見た目が違うものがあるな・・・。


「鑑定」


 この階よりも前の階で見ていたのは全て豚バラだった。だが、この階でのドロップは豚バラとは違っている。そんな違和感で鑑定をした結果、この肉は豚ロースとヒレ肉だ。もう何を作れと言われているのかがわかる。それはトンカツだ。サクッとした衣に、噛めば噛むほど締まっている肉から溢れ出る甘い肉汁。


 そして、口直しに添えられたキャベツはいらないとして、それを使って、もう1度食べるカツサンド。しっかりと塩味が効いているおかげで、少し甘いパンと食べるとその美味しさが引き立つ。よだれが出てきてしまった。余ったものは冷凍をして、後日卵と絡めてカツ丼に変身だ。


 この階のオークをこれから周回することが確定した。これが豚肉なら、鶏肉での唐揚げは・・・。絶対に食べたいな!!鶏肉が確定でモンスターとしているのが鶏肉の名産地鹿児島と宮崎だ。そこのダンジョンなら、鶏肉が確定で手に入るな・・・。


 他の県でも手に入るのだが、俺が行こうとしているところにはあるのかな?鶏肉なら、唐揚げに照り焼きにソテーに


「あー!!食べたいものが多すぎる。」


 そんなことを叫んだ後に、順番に並び直した。その後も、オークを殺すもののバラ肉がほとんどだった。中には興奮剤があった。普通のポーションのような瓶に入っていて、毒々しい紫色の液体だった。


 その効果は、飲めば1日中興奮状態、疲れスッキリ。眠気がなくなる。という効果だ。カフェインの飲料水の効果みたいなものだ。それなら、もう普通のカフェイン飲料を飲めばいいのに・・・。なんでわざわざこんなのをドロップさせるのやら?何にもオークと関係ないのにな。


 あとは睾丸が出たぐらいだ。睾丸か。食糧じゃないな・・・。なら薬か。瓶に入っているそれをビニール袋を何重にも包みバッグに放り込む。今すぐ手を洗いたい。


 もう夕方だし、家に帰って明日はトンカツだー!!次の目標を立てておく必要があるな。目標なしにダンジョンに潜ると、なんかやる気起きないし・・・。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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