表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

158/1633

157話

 最近では闇魔法のことを悪く思っている人は減ってはいるものの、それでも悪いと思っている人もいる。そのため使いたくはなかったのだが今は使うしかないだろう・・・。


「ダークランス」


 それをオークの顔面に当てる。次にその足だ。顔ということは、目、鼻、口といった感覚器官からの情報を切られることだ。そして足に当てたため、足の動きも止まっている。さらに脳へ当たったことによる電気信号の消滅。その結果、動きがなくなったただの人形になってしまった。


 ここからは時間の問題だ。これでも操作系のスキルは発動している。そのため、殺すのに時間が掛かれば無理やり解除をして攻撃が再開される。そのため一番初めにしたいことは・・・。目潰しだ。刀を目に突き立てる。もちろん両方だ。これで毒があれば、目から流し込んで脳に到達し、ゲーム終了だったのに・・・。


 そして魔力を込め足のアキレス腱を切った。鎖骨は切ろうとしていたのだが、硬く切ることができなかった。そのため気力を使い破壊しておく。


 もうそろそろ動き出してもおかしくはない。そのため距離をあけ、様子をみる。


「動き出した。」


 距離をあけて5分ほど経った頃だろう。少しピクッと動いた。もう完璧に動き出す時も近いのかもしれない。もう足は動かないとして、残りは腕と頭の攻撃か・・・。腕での移動をしてくると考えると少し気持ち悪いな。完璧に動き出した。離れている間も魔法を放っていたので十分なダメージは入っていたのだろう。


 腕に力を入れて踏ん張り立ちあがろうとしている。そんな左腕に

「ダークジャベリン」


 ダークランスと同じ効果だが、遅いので当たらないが今の状況なら余裕で当てることができる。どうすることもできず、力も抜けている腕だ。体を支えられるわけもなく、再び地面に倒れ込んだ。そして動かない足を必死に動かそうとしているのだが、それもバタ足で終わっている。


 さらに口をあけて大声を出そうにもその顎は砕かれ、口の中は焼けているので声を出すこともできない。背中には無数のアースランスが放たれており、遠目に見ると逆ハリネズミだ。ギリギリまで魔力を込め、腕を切断し、首を切り落とし、勝利が決まった。


 その後自衛隊がきたのだが、遅すぎた。おそらく職務怠慢であるいてきたのだろう。走ってきていたのであれば、息が上がっているはずだ。だが、その息も上がっていないところを見ると歩いてきたのだな・・・。と考えることができる。


 それだけでは終わらない。このオークの死体は自衛隊がもらうと抜かしてきたのだった。マジックバッグに急いで詰め込んだ。正直イライラが溜まっているので、


「半殺しで捕らえろ」


 そう自衛隊に向けて命令を出した。残っているゴブリンリーダーのみの80体対自衛隊員8名におけるデスマッチが発生したのだった。もちろん騎士や魔術師も参戦している。魔術師は魔力をあまり使っていないのでウキウキだったように見えたのだが、気のせいであることを願っておこう・・・。


 騎士はウォーミングアップは終わっているぜと言わんばかりに真っ先に突っ込んでいった。自衛隊員ということは多分強いだろう。強くなければ、ここで死んで詫びろ。


 そんなことを考えて狼を抱き枕にして保健室で眠りについた。まだ。冬ということもあり寒い。そのため保健室の布団ではまだ暖かさが物足りなかった。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。


このオークの状態は脳死状態と近いものです。そのため殺すには自分の力で殺す必要が出てきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
主人公頭おかしいな。それと物語の盛り上がり所がなさすぎる
[気になる点] 主人公反社会的すぎるでしょ 何度か痛い目見ないといつか決定的なやらかしをしそう
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ