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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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1572話

 自身への目潰し対策は、最終的にサングラスを購入することになった。まあ、目潰しが自分に受けることは仕方がないだろう。だが、攻撃を受けるよりかは、サングラスをつける方がいいと想像したようだ。注意点として、レンズを破ることで目潰しができることが挙げられる。そのことを伝えたのだった。そしてカースウエポンでの戦闘を繰り返し、その日の配信が終わるのだった。


 ___


 3日後マリアの37階層のリベンジ配信が始まろうとしているのだった。あのカラスが再び現れるのは確定ではないが、出てくることやその対策通りの戦闘をしてくれることを願っているのだった。


 ただ不安なのは、指揮個体がどれほどの強さを持っているのかが不安だ。カラスも団体行動をするように群の中にリーダーがいる。だが、それは通常の魔物でもそうだ。このリーダー個体の姿を見ていないことから、持っているスキルの予測ができないのだった。


 予想外のスキルが出てきた時に対処ができるのか?という不安だけが残っている。そこだけが心残りだった。カラスの存在は確認できている。だが、空中にいるのではなく、森の中で待ち伏せするように動いているのだった。


 ハズレだ。通常のカラスだったことで、マリアの光魔法で瞬殺をするのだった。本当の目的は、もっと賢い方のカラスだ。通常のカラスには要はない。そのため、戦う価値はない。賢くはなく、より強い個体の対策をしてきたマリアの前には通常のカラスは意味をなさない。


 37階層をウロウロして、あのレア個体を探し出す。カーカーと鳴き、森が揺れカラスが宙に舞う。狙っていた個体の登場だ。多くのカラスが森から羽ばたき、群れを作る。そして、森からカラスが飛んでくる。


「伏せて!!」


 光の棒が伸び、その棒を薙ぎ払うことで木々を叩き折り、薙ぎ払うのだった。広い空間が出来上がる。だが木々が倒れるほどの範囲攻撃をしても、隠れているであろうカラスは現れないのだった。


この範囲よりももっと奥、千里眼のような能力を持っているのかもしれない。それにより、予想よりも遠い場所にいるのかもしれない。


 周囲を薙ぎ払ったにも関わらず、上空からカラスが落下してくるのだった。少しは怯むと思っていたんだけどなー。この行動の時点で、この群れは完全に前回と同一個体で間違いない。


マリアが即座に魔法を用意し放つ。その魔法は爆発の効果を持ったライトボールだった。まず目標として狙ったのは、上空から落下してくるカラスだけだった。


 残っている側面からの攻撃は各自守るらしい。マリアの魔法が飛んできていないからそう考えるのだった。側面からのカラスは、全て幻影だったことで簡単に防ぐことができた。


上空から降ってくるカラスは、魔法が爆発したことによる発生した爆風に当てられたことで体制を崩したため攻撃をやめ、上空の旋回に戻るのだった。魔法が爆破するものとカラスの脳内に植え付けることはできただろう。


 マリアは、ライトボールを作り出しては上空に飛ばすことで、上空を魔法で埋め尽くしていく。爆破と閃光を混ぜたライトボールが宙に浮いていくのだった。

誤字脱字があればしていただけると幸いです。

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