104話
ということで、遊び半分で、ゴブリンの軍隊で5列作り、行進をさせる。その最後には、進化した3体を配置。上から見ていたのだが、圧巻だ。全員の視線がそちらに向いているので、今のうちにステージ付近までいく。そして最後のゴブリンの後ろに注目しているところだろう。
あんなところ行くわけがない。バカめ、あれはフェイクだよ。というか、どうしよう。この数で戦うのか、それとも数を減らして戦うのか・・・。めんどくさいしこのままでいっかー。
ということで向かい合うのは、あの盾の人だ。盾も進化しており、重そうだ。そのため、撹乱して削っていくことになりそうだ。そういえばコマンダーの戦い方を観察していなかったのでいい機会だ。
「頑張れー」
そう言って後ろに立つ。コマンダーの顔から察するに(え、戦わないの?)と思っているのだろう。開始の合図がなる。というか呼び出したままでよかったのか・・・。それと同時に、戦略なんぞ無視と言わんばかりに黒い鎧を纏ったゴブリンが突っ込む、そして盾ごと殴り飛ばす。
そのまま、他のゴブリンにタコ殴りにされ、バリアが破壊された。俺必要なのかな・・・・。一旦他のゴブリンを元に戻す。そして席に戻ろうとしていた時だった。
「悪魔だ・・・」
そう言いながら怯えられる。なんなんだ。悪魔でも流行っているのか?何度目かはわからないが何度も同じことを言われると感覚が麻痺してきてしまった。
その後俺と戦う人はこぞって棄権をする人が多くなり、ブーイングの嵐となった。部長のいる3年は、怪我をしたくないのと部長には必ず負けるという理由から参加はしていない人が一定数いるぐらいだ。頭いいなー。棄権をすると、幽霊はやめにすると脅されているので、その作戦も禁止だ。ちくしょう・・・。
最後の勇者君まで戦わずにきてしまった。コマンダーと魔術師と話していたのだが、ゴブリンは10体ほどでいいらしい。
リーダー個体が何体出るのかは運次第だが、召喚してみると、今回はリーダー2体で残り通常といった感じだ。それプラス進化後の3体だ。レフェリーの合図が出る。
それと同時に突っ込んでくるのが勇者君だ。それに対するは、騎士だ。体の鎧で、その攻撃を受ける。盾もいらないほど頑丈なそれには傷1つもつけることができていない。それより、剣の方が欠けているぐらいだ。動揺をしている間に発勁が勇者に当たる。口から吐瀉物が出てきている。
「きたね、浄化」
よし、これで綺麗になった。元の場所に戻り観戦を続ける。まだ、防御力が高かったようで、戦闘がいまだに続いている。バリアの上にバリアしたら強いなー。そう考えていると決着がついた。通常ゴブリンによる背後からの突きでバリアが最後の1枚が割れた。
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