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人生終了ゲーム 〜リバースカード〜  作者: Teko
3章 人生終了ゲーム開幕
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22 真実

 

「何ですの?急に大きな声を出して」


「びっくりした……」


「ご、ごめん……」


 気付いた。私たちは同じゲームをしていたようでしてはいなかったんだ。ちらっと2人を見る。


 エリスちゃんも倉田さんも多分、これに気付いていた。最初辺りから……。


 教えなかった理由はわかる。同じ立場だったら私も教えない。教えたら相手の勝率が上がるからだ。


 それをわかったら、もう1つこのゲームとは関係ないことだがわかったことがある。


 アイドルとして私の上で活躍しているあの人たちが何故、直訴しなければならないというルールを教えてくれないのかがわかった。


 ライバルを増やしたくないからだ。増えれば活躍するチャンスが減る。教える余裕がもちろんない訳ではないだろう。けど……私も同じ立場ならそうする。


 このゲームといい、あの事務所のルールといい、勝ちたいと思うなら行動を起こさなければ……ううん、何かを成し得たいのなら行動しなければならないんだ。


 私はそれなのに何もしなかった。だから、切り捨てられた。偶発的に参加することになったこのゲームの報酬に目が絡んだ。


 また反省だ……でも、ここからは行動に出る!ちゃんと勝ちに行くゲームをするんだ!


 だからこそ、確認はしなければ……。


「悪魔さん、確認、いいかな?」


「はい?何ですぅ?」


 茶化すような口ぶりだ。


「このリバースカードはランダムで1から8の数字が選ばれるんだよね?」


「はい。そうですよ」


「それはこの――」


 ビッとリバースカードの1枚を指す。


「1枚だけに1から8の数字がランダムなの?」


「……」


 私の発言に2人は気付いたのかという残念そうな表情をしている。


「それとも私たちの()()()()()()()()()()1()()()8()、ランダムなのかな」


 悪魔はニタァと笑い、答えた。


「後者が正解ですよ。やっと気づきましたねぇ」

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