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秋鮭のバター焼(2)

 木板でできた窓が閉じ、明かりもない真っ暗な部屋で、セリオは眠っていた。

 ここ数年は深夜に目を覚まして働く生活をしてきたので、こんなに遅くまで眠っていることは珍しい。よほど普段から睡眠不足に悩んでいたのだろう。


 そんな中、ドスドスと音を立てて廊下を歩いてくる音がすると、セリオの部屋の前で止まった。すぐに、扉を拳で叩く音に変わり、屋根裏の廊下に声が響く。


「セリオ、起きてるか?」


 こんなに騒がしくされれば、普通は眠っていても目が覚めるというものだ。

 セリオもノックの音に目を覚ます。


「……い、いま起きました」

「入るぞ」


 扉を開けて入ってきたのはウーゴである。そのまま大股で二歩、三歩と歩いてセリオの前に立つと、腕をぐいと伸ばして椅子を引いてその上に座る。


「セリオ、具合はどうだ?」


 セリオは昨夜、何故か酔っ払って倒れてしまったことを思い出した。

 その原因は、自分ではわかっていない。ワインを地下室に取りに行っただけで酔うなど考えてもいなかったのだ。

 ただ、いまの調子はというと、ぐっすりとは言えないが普段よりは睡眠時間を取れたことでスッキリとしていて、セリオは比較的調子がいいと感じた。


「調子は……いいと思います」

「回復したってことだな?」

「はい……」


 セリオはウーゴの質問に少し歯切れ悪く返事を返した。

 一晩寝ただけでどのくらい回復しているかなど、初めてのことだからわからない。


 ただ、心の中では一四日間も休みなく働いてきたのだからもう少し寝ていたいと思っている。

 だが、今日が久しぶりの休暇。そう思うと、起きてシャルが働く店に行って、ひと目でいいからまたシャルに会いたいと思ってしまう。


「なんだ? 本当に大丈夫か?」


 何やら歯切れの悪い返事に、ウーゴはまだ体調が悪いのかと余計な勘ぐりを入れてしまう。

 一二歳の息子に無理をさせすぎたと反省しているので、いつもより心配になっているようだ。


「大丈夫です。えっと……魚料理の店に行ってくればいいんですよね?」

「ああ、そうだ。明日、私と母さん、イレネの三人で行くとクリスティーヌ様に伝えてほしい。わかったか?」

「はい!」


 セリオはベッドから降り、元気よく返事をした。


 例えまだ疲れていても、食事を済ませて帰ってから寝ればいい。

 何よりも、父親であり、店主であるウーゴから言われて行くのだから何も疚しいことはない。

 公然とシャルに会いに行く機会がやってきたのだ。

 断る理由がまったくない。


「よし、もう安心だな。じゃ、これを渡しておく。お釣りはクリスティーヌ様への伝言の駄賃だと思って取っておきなさい」


 ウーゴはセリオの左手を取ると、その小さな手のひらに銅貨を一枚置いて、握らせる。


 朝めし屋の定食は五〇ルダール。大賤貨一枚の金額だ。

 銅貨は一〇〇ルダールなので、半分の五〇ルダール分がセリオの懐に入る計算になる。

 花束とまでは言わないが、収穫祭が終わって薔薇の花が咲く季節でもある。一輪くらいなら大賤貨一枚で買うことができるだろうというウーゴの心遣いだ。


「ありがとうございます」


 セリオは満面の笑みで握りしめた手を開き、銅貨を確認する。

 彼は、残った釣り銭で次の休みもシャルに会いに行ける――と喜んでいた。

 まだ一二歳の少年なのだ。

 女の子に花を送れば喜んでもらえるだとか、選んだ花のもつ花言葉によって気持ちを伝えるだとかそういう知識なんてものはない。


「そろそろ準備しないと『魚朝食』が売り切れてしまうぞ」

「あ、はい。そうでした」


 ウーゴは踵を返すと、扉を開けて部屋の外へと向かう。


「じゃ、くれぐれもクリスティーヌ様への言伝を忘れないようにな」


 その背中に向けて、セリオは「はい!」と元気のいい返事をした。







 セリオは料理人の見習いである。

 本来なら清潔には気をつけるべき職業であるが、このコアと呼ばれる異世界では衛生観念がそこまで発展していない。

 だから、セリオも痒みやベタつきなどで不快に感じるようになれば水を汲んで身体を拭くという程度。普段からそんなに清潔であることに拘ってはいない。


 そもそも仕事用の服はいつも同じもの。シーツと共に母親のヘマが定期的に洗濯してくれるの。


 だが今日はシャルに会うことができる日……セリオにとっては特別な日である。


 セリオは滅多に袖を通すことがない小綺麗な服を取り出し、それに着替える。

 貴族が着るような刺繍が入った服などはない。

 まだ成長期だから袖丈、着丈、胸周りから腰回り、全てにおいて余裕をもった作りをしている。


 つまり、ブカブカのダボダボ。


 あちこちを紐で括って長さを調整しなければならない。

 腰のあたりで括る分には長さの調整は簡単だが、左右の袖は自分で調整するのが難しい。先に適当な長さで調整しておき、実際に着たあとで微調整する。


 セリオはこれが苦手だった。

 どうも利き手の袖を調整するのが難しく、なかなか上手く紐を結べない。


 どうにも上手く結べず時間ばかりが過ぎる。時間が過ぎれば焦りが生まれるというものだ。

 だがセリオは既に見習いとして働く身分だ。

 母親のヘマや妹のイレネに頼んで結んでもらうというのも気恥ずかしいのである。


 とはいえ、時間がないので仕方がない。

 セリオは宿の裏口から出て、急いで東通りへと繋がる路地に出た。






 一五分ほど歩いて、東通りに出ると、左折して居住区手前にある丁字路を右折する。

 その先すぐにあるのが朝めし屋だ。


 セリオが朝めし屋の前の通りに出ると、そこには誰もいなかった。

 既に掃除が終わっていて、道路上には一切、汚物もゴミも落ちていない。


「あっ……」


 セリオは来るのが遅すぎたと勘違いする。


 前回、この店に来たときは行列ができた状況でもシャルが店の前の掃除を行っていたのである。それから二週間、一度もこの店に来ていなかったセリオは、最近ではシャルが店の前を掃除しなくなったことを知らないのだ。

 それに、まだ朝二つの鐘は鳴っていないので、並んでいた客が店内に入っているということもない。


 セリオにとっては、この店に来る意味はシャルに会うことだ。

 珍しい魚料理を食べられるというが、セリオ自身は肉が大好きな男子。

 本当は肉を食べられるのならそれでもいいと思っていた。


 店の前にある石段を上がると、セリオはそっと中を覗き込もうとする。

 だが、店の引き戸から漏れる明かりはなく、真っ暗のままだ。


 ――あれ?


 急激にセリオの心に不安感が満ちてくる。

 まさか今日は休業日なのか……それとも、既に廃業してしまったのかと勘ぐってしまう。

 あまりに多忙なせいで、セリオは四日前にウーゴがこの店に来ていたことも知らないのだ。


 そこに、とても大きな体躯をした男がやってくる。男は、店の入り口階段の横に立ちどまった。

 セリオがその男を方に顔を向けると、男はそれにすぐ気が付いて視線を向ける。


「朝食を食べにきたのかい? だったら、ここに並ばないとだめだよ」


 少年のようにとても高く澄んだ声。

 セリオもまだ声変わりはしていないが、そのセリオよりも澄んだ声をしている。

 穀物商のウォーレスだ。


 セリオはウーゴとこの店に初めて来たときのことを思い出した。

 確かに、ここに並んで店に入ったのだ。


「は、はい。ありがとうございます」

「そうだ、先に来ていたんだから、僕の前に並ぶといいよ」


 ウォーレスは一歩下がると、セリオを手招きする。

 初めて会ったというのに妙に親切だ。

 セリオは初めて会った人にそこまで親切にされる理由がわからない。


「い、いえ……そこまでは――」

「この方が僕もありがたいんだよ。ほら、早くこっちへおいで」


 実はウォーレスには一番奥の席には座りたくない事情があった。

 隣に壁があると狭く感じるのだ。


 セリオを壁側に座らせれば、ウォーレスとしては壁側に座るセリオとの間は少し余裕を持って座ることができる。もちろん、セリオは少し狭くなるのだが、まだ小さい身体なので気になることはない。


 そんな事情があることを全く知らないセリオは、ウォーレスの言葉に甘えることにする。

 何度も断ってこのまま話をしている間に他の客が後ろに並んでしまうと面倒なことになるからだ。

 セリオはウォーレスの前に立つと、見上げるようにウォーレスを見る。


「あ、ありがとうございます」

「どういたしまして」


 ウォーレスが挨拶を返すと、セリオはウォーレスに背を向ける。ウォーレスが後ろに立っているだけで何か威圧感のようなものをセリオは感じるのだが仕方がない。


 ――この大きな人の後ろに並ばなくてよかった。


 いざ並んでみて、セリオは場所を交代してもらったのが正解だったことに気づく。

 シャルが店から出てきたらすぐに気がつくからだ。

 もし、後ろに立っていれば前方は完全に見えなかっただろう。


 セリオがそんなことを考えている間にも、チラホラと人が集まって列を伸ばしていく。


 セリオは一番前に並ぶ事自体に少し恥ずかしさを感じるのだが、少しでも前にいれば、少しでも早くシャルに会えるのだ。なかなか店から顔を出さないシャルを探すように店の扉の方を覗きこむ。


 少し挙動不審になっていたセリオを見かねたのか、後ろに並んでいるウォーレスが声をかける。


「どうしたんだい?」

「い、いえ……何でもないです」


 セリオがそう返事をしたとき、朝二つの鐘が街全体にその澄んだ音色を届ける。

 ほぼ同時にクリスが店の引き戸を開き、暖簾を店の前にかける。


 シャルが出てこなかったことにセリオは明らかに肩を落とす。だが、目の前に領主の娘、クリスがいるとなると、急に緊張し、身体が動かなくなった。


「おはようございます。開店しますね」


 クリスは並んでいる男たちに声をかけると、先頭に並んだ少年へと目を向ける。


「セリオ……くんだっけ? いらっしゃい」

「は、は……はいっ!」


 明らかに緊張し、力の入った声で返事をしたセリオに向けてクリスは笑みを見せる。


「もっと気楽にしていいのよ?

 あ、そうだ。お父さんから何か言われてない?」

「オーナーからですか? あ、えっと――」

「いいわ、先に中に入って奥にある四人席で待っててくれる?」

「は、はいっ」


 クリスはセリオの返事を聞いて、店の中へと案内する。

 残念ながらウォーレスの目論見は外れたようだ。


 ――シャルちゃんと同じ匂いだ。たぶんだけど……。


 ふわりと漂ってくる薔薇や林檎、ベリーの香りに、セリオはシャルから漂っていた匂いのことを思い出す。


 カウンター席の向こうで客が入ってくるのを待っていたシャルに向けて、クリスが声を掛ける。


「セリオくん、お一人で四人席に案内してあげて」

「はいなの。こちらへどうぞ……なの」


 セリオの強い視線で見つめられたシャルが一瞬身構え、声を詰まらせる。

 特に怖じ気を感じるような目線ではないのだが、ジッと見つめるその目線には他の客にはない何かが籠もっているようだった。


 シャルは音も立てずにセリオの前を歩き、奥の四人席まで案内する。店の玄関から入ればまっすぐ進むだけなので、特に難しいことではない。


 だが、セリオだけは違う。


 ――か、顔が熱い……。


 本人は意識していないが、耳まで赤く染め上げている。

 心臓は胸の中で強く鼓動していて、耳の中にまで心臓の音が聞こえてくるような気になる。


「こちらにどうぞなの」

「あ、ありがとう……」


 セリオは椅子に座ると、テーブルの上を見つめたまま動かなくなった。


 ――どうしてだろう、顔を上げてシャルちゃんを見ることができないよ……。


 とても会いたかったのに、いざとなるとなんだか気恥ずかしくて目や顔をみることもできなくなっていた。


「だいじょうぶ? 真っ赤なの……」

「だ、だいじょうぶ……です」


 シャルが心配して声を掛けるが、セリオはある意味病気であるが、病気には罹っていない。

 セリオ自身も自分が病気だなんて考えてもいないのだ。


 ――ボ、ボクはどうしちゃったんだろう。


 シャルもセリオがなぜこんなことになっているのか、全くわからなかった。

 ただ、赤くなっているので熱でもあるのかも知れないと疑っている。


「少々お待ち下さい……なの」


 シャルはセリオに声を掛けて、クリスのもとへと急いだ。

 どうすればいいか判断を仰ぐためだ。


「クリスおねえちゃん。セリオくんが真っ赤なの。熱そうなの……」


 クリスはシャルの声を聞いてすぐにピンときた。

 二週間前、シャルに心を奪われ、ただぼんやりとした目でシャルを追いかけていたセリオのことを思い出したのだ。


「あーそ、そう。うん、大丈夫だと思うわ。冷たいおしぼりでも出してあげて」

「わかったの」


 クリスの指示を聞いたシャルは、タオルウォーマーの下に積んでいた未使用のおしぼりを一つ手に取ると、カウンター内のシンクに氷水を用意してそこに浸す。氷が溶けだして指先が痛くなるが、すぐに冷えたおしぼりを絞り固めると、セリオのもとへと急いだ。

 カウンターには既にウォーレスたちが座っていたが、慌てたシャルの姿をただ何事かと見つめている。


 シャルは四人席へと急いで戻ってくると、自分で絞った――水気をたっぷり残したおしぼりをセリオに手渡す。


「冷たい『おしぼり』なの。どうぞ使ってくださいなの」

「……ありがとう」


 先日、この店に食事をしにきた行商人が具合を悪くした。

 そのとき、シャルは何もできなかった。ただ、見守るだけ。

 だが、シャル自身もこの店で助けられた身である。

 次に何かあったら、率先して動きたい――そう思っていた。


 ただ、セリオはまだ俯いたままだ。

 シャルがおしぼりを取りに戻っている間に、独りきりの時間があったので少し落ち着いたのだが、またシャルが戻ってくると胸の鼓動は高鳴っていく。


「どうしよう……」


 ここにきて、どうしていいかわからなくなっていた。

 顔が耳まで赤く、熱が出ているように見えたからおしぼりを冷やして手渡した。でも、その先がどうすればいいかわからない。


「シャル、どうしたの?」


 クリスがやってくる。

 他の席の客から注文を取る前に、一番最初に並んでいたセリオの注文を受けないといけないのだ。


「セリオくんが……」


 シャルは眉を八の字にし、少し涙目になりながらクリスを見上げる。


「だいじょうぶ。シャルはカウンターの方に戻っててくれる?」

「はい……なの……」


 蚊の鳴くような声でシャルは返事をした。

 その何か自信を失ったような声にクリスは少し心配しつつ、セリオに注文を訊く。


「注文はどうする?

 お肉が良ければ、『牛』、『豚』、『鶏』から選べるし、ウーゴさんと来たときみたいに『魚』もあるわよ?」

「えっと……『魚朝食』でお願いします」


 セリオは自分たちの宿で出す肉料理は最高だと思っていた。

 事実、マルゲリットの宿で出される料理の中では一番の評価を得ているくらいなので、それは間違いないといえるだろう。

 ただ、残念なことにウーゴとセリオは朝めし屋の肉料理を食べたことがないし、朝めし屋で肉料理を食べているのは朝からの農作業から一度戻ってきた農民、朝三つの鐘から働く職人たちがほとんどだ。宿屋の厨房で働く従業員が評判を耳にすることはまずない。


 それだけに、ここでしか食べられない魚朝食は、自分自身の勉強にもなると思っていた。


 あくまでも建前であるが……。


「はい、『魚朝食』ですね。あとで、ウーゴさんからの言伝を聞くから、ちょっと待っててね」

「は、はい……」


 クリスは厨房に注文を通しに向かった。

 そこでは、既に半数以上の客から注文を取り終わったシャルが待っている。


「テーブル席、魚朝食入りました」

「あいよっ」


 厨房にまで届くよう、大きな声で注文を通すクリス。

 それに、シュウはいつものように返事をする。


「さてと……」


 こちらにはただ一人、元気のない女の子がいる。

 シャルである。


 どうやら、クリスがセリオの注文を取りに行っている間にウォーレスを含む客たちが話を聞いていたようだ。


 店に入ったらすぐに耳まで真っ赤になった。

 話しかけても俯いて、元気のない返事しかしない。


 これでは男たちも言葉に悩んでしまう。

 セリオがシャルに惚れたのなら、自分から気持ちを伝えるのが筋というもの。

 本人がいないところで、シャルにセリオの気持ちを代弁するなど許されることではない。


「直に元気になるよ。だいじょうぶだ」

「気にするな。たぶん病気じゃないから安心しろ」


 等々と声をかけるしかないのである。


 そこで気を取り直して「注文を受ける」ということまでできているのだから、クリスにはシャルに何ら責めることなどない。寧ろ、シャルとセリオを二人きりにさせてしまった自分が悪いとさえクリスは感じていた。


「大丈夫よ。セリオ君は病気じゃないから安心していいわ。

 それよりも注文は……」

「みんな、魚朝食なの」

「だよね……」


 朝一番の注文はみんな魚朝食でほぼ決まりなのだ。

 なお、カウンターにはセリオが魚朝食を頼んだときのために、七人しか座っていない。

 ウォーレスが八番目に並んだほうがスペースを確保できたのに……と後悔していたのは別の話である。


「都合、魚朝食が八つお願いします」

「あいよっ」


 既に用意していた秋鮭の身に小麦粉を振りながら、シュウが返事をする。

 ここまで準備ができれば、あとはフライパンにバターを溶かして焼くだけという状態だ。


「シャル、お漬物任せていいかな?

 茄子と沢庵、茗荷でお願いね。

 私はセリオ君がウーゴさんから言付かってることを聞いてこないといけないから」

「はいなの……」


 まだ少し元気がないが、シャルは漬物の準備に取り掛かった。


初稿:2020年9月20日


いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。

また、ブックマーク、応援★もたくさんいただきました。ありがとうございました。


ここで少し宣伝。


新作はじめました。


町家暮らしとエルフさん ――リノベしたら庭にダンジョンができました――


下にリンクがありますので是非お読みください。

よろしくお願いします。


次回投稿は 2020年9月27日 12:00 を予定しています。


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町家暮らしとエルフさん ――リノベしたら庭にダンジョンができました――

イタリアン、スペインバルを舞台にした一人称視点の作品です。よろしくお願いします。
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