垂れ流し
えーとですね、大変長らくお待たせいたしました。
無事学年末考査が終了し(ちゃんと偏差値50以上キープ)、中学校を卒業し春休みに突入したので更新再開です。
「っぼーー-…」
暇だ。実に暇である。
何を隠そう、最近ハピネスのお陰でこなせる依頼の難易度がぐっと上がり、報酬単価がうなぎ上りなのである。具体的に言うと、一回働く(依頼を受ける)だけで一か月は余裕で生きていけるぐらいの報酬が手に入ることになる。そこで出てくるのが、労働意欲なんて欠片もないことで評判なこの僕。こんな状況におかれてしまえば、なんちゃってニート化必至、回避不能の運命だということだ。
「ぼー---…」
〈マスター、何をしてるんですか?〉
君の収入で堕落の限りを尽くしてるよとは言える筈もなく…
〈うーんと、永遠ともいえる時の流れに身を任せ、今後の世界情勢やら僕の将来やらへ思いをはせていた…かな?〉
〈よくわからないけど、何か大事なことをしてるのはわかりました〉
くっ、罪悪感が…
「セピア様、それを世間一般では『何もしていない』と表現するらしいですよ?」
「なんで思考会話してたのに平然と会話に入ってこれるんだアリスは…」
「セピア様の言ってそうなことなんて、顔と状況を見ればだいたいわかりますよ?」
「セピア君って、対処に困ると目が泳ぎだすんだよね」
「マ、マサカソンナー」
どうやらアリスには常人にはない特殊能力がいくつかあるみたいだ。変人コンテストみたいなものを開催すれば圧勝なんじゃなかろうか?ただ、世の中には変人が腐るほどいるから侮れない…
〈私も、その世界情勢について思いをはせてもいいですか?〉
〈うーん、ハピネスはやらないほうがいいと思うよ?僕みたいになるから〉
〈私としてはマスターのようになりたいのですが…なんでしょうか、今この瞬間だけはマスターのようになってはいけないと思っています〉
〈そ、そりゃなによりで…〉
「今、ハピネスに『お前のようにはなりたくない』って言われたよ」
「ほう、これは将来有望かもね」
「セピア様、何か悪影響を与えないでくださいね?この子は貴重なんですから…」
「僕が与える影響が悪い前提で話すのやめてくれるかな!?」
周りの人たちからの印象が、僕の想像と随分とかけ離れているみたいだ。これは早急に修正、改訂、再発行が必要みたいだな…
〈代わりに、少し贅沢させてください!〉
そういって、ハピネスが僕の膝の上に頭を乗せてくる。そう、俗にいう『膝枕』ってやつだ。
〈…こういうのって、普通逆なんじゃないの?〉
〈マスターがしてほしいのであれば、全然してますけど〉
〈いや、遠慮しておくよ。…主に周りの目が気になるからさ〉
ハピネスの姿が伊達に幼いだけに、そんなことさせてる場面を目撃されてしまった暁にはあらぬ誤解を受けかねない。
「ぐっ、ハピネスは少し調子に乗っているようですねぇ?」
「やめてやめて、僕でも軽く引くくらいの形相でハピネスを見ないで…」
「確かに、これは少しうらやましいかも…じゃあ私は!」
今度は。ユーリが僕の右腕を抱き寄せてきた。なんというか…抱き枕として活用されている、そんな感じ。
「わ、私もセピア様を摂取したいです!」
僕は違法薬物かなにかだった…?
それはともかく、今度はアリスが右腕を。俗にいう両手に花と言う状態に持ち込めたわけではあるが、残念ながらこの状況。全くと言っていいほど身動きが取れない。そりゃあ、両腕と膝に人間及び白竜が付随しているわけで…
「たまには、こうして時間を浪費するのも悪くないかもしれませんね」
「浪費って、言い方がよくないわね」
「うーん、時の流れに身を任せ…
「もうそれでいいです」
〈マスター、永遠ともいえる時の流れに身を任せ…〉
〈長いから全部言わなくていいんだよ?〉
〈これ、なんか落ち着きます…マスターを肌で感じられて…〉
ということで、僕らは永遠ともいえる時の流れに身を任せ(以下略)という、とても有意義な時間を過ごしたのであった。ちなみにこの日、外には出ていない。なんちゃってニートまで秒読み段階と言ったところだろうか。
お疲れ様です。
約一か月ぶりの更新及び執筆なので、世界感等今までと変わっているかもしれません。
あとですね、久しぶりと言うことで宣伝させてください…!
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実は、Youtubeでマイクラ実況等をしております。
強制ではありませんが、是非チェックしてみろください。




