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どこのギャルゲーよ

三連休ですね。僕は相変わらずゲームしたり小説書いてたりしてますが。

「あの、ですね。別に疑っているわけではないんですけど…討伐報告の際には対応するモンスターの素材が必要と言うことは、ご存じですよね?」

「そりゃ勿論。冒険者として基本中の基本ですからね」

「では…なぜ無いんですか?」


そりゃ勿論。ウチのハピネスが跡形もなく消し飛ばしたからです。なーんて言って信じてくれるわけないし、仮に信じてくれたとしてギルド内での処理に困るだろう。果たしてどうするか…


「依頼完遂の確認のために、調査団を派遣することもできますけど…」

「それだと報酬が吹っ飛ぶんですよねぇ…」

「そういうことになってきます」

「もう何のために依頼受けたかわからないですよね…」


勿論、依頼を受けたのはハピネスの戦闘力確認のため。これはもう仕方ないか…


「じゃあ、調査団を派遣します」

「では、派遣料をいただきますね」


これでこの以来の報酬が入っても、プラマイゼロむしろマイということになるわけだ。


〈すみませんマスター、次からは力加減を気を付けますので…〉

〈そんなに落ち込むことないよ。素材が必要だって僕言ってなかったし〉

〈本当に申し訳ないです…〉


これだけ悲しそうな顔をされると、なんでも許してしまいそうになるから怖い。ハピネスが詐欺の誘導役とかすれば結構上手く行くんじゃないかな?僕は絶対にやらせないけど。

そもそも、ターゲットに思考会話をマスターしてもらうところから始めないといけないのか…


*********


「セピア様、ハピネスに人間の姿で戦わせてみてはどうですか?」

「どういうこと?」

「人間の姿なら剣とか使えますし、竜の筋力とかも生かせるかなと」

「人間の姿で戦わせてる人は見たことないけど…確かに結構いいかもね」


〈ハピネス、その姿での戦闘ってできる?〉

〈できないことはないですけど、恐らく力任せの戦闘になりますよ?〉

〈そのあたりに関しては僕が教えるからさ。状況によっては元の姿になれないこともあるだろうし、護身術としても身に着けていた方がいいと思うんだ〉

〈マスターとの個別指導…わかりました!〉


ちょっと不穏な単語が聞こえた気もするけど、まあ良しとしよう。


**********


そんなこんなでやってきました武器・防具屋。いくら白竜と言えど丸腰で戦わせるわけにはいかないからね。


「すみません、この子に合うサイズの物を探しているんですが」

「こんな小さな子に戦闘させる気ですか?世の中も物騒になったもので…」


残念ながらこの子生まれてまだ一週間経ってないんですけどね…


「うーん、この体格ならこれぐらいかな…」


そういって差し出してきたのは、比較的軽めの金属を用いた胸当て。まあ、これぐらいが妥当だろう。


〈マスター、私もっと重くても装備できますよ?〉

〈見た目的にこれぐらいが限界なんだ。周囲に怪しまれても困るだろ?〉

〈それもそうですね〉


フルアーマーの銀髪美少女とか属性過多すぎるのよ…


「武器はどうしますか?ものによっては結構幅広く装備できますけど」


〈ハピネス、どうしたい?〉

〈そうですね…これにしてみます〉


ハピネスが指さしていたのは、所謂ショートソードだった。確かに、これなら扱いやすいだろう。


〈あまり大きい剣を持って移動するのも嫌ですし〉

〈それもそうだな〉


「じゃあ、このショートソードで」

「これ、切れ味アップと壊れにくくなる加工ができるけどどうしますか?」

「戦闘中に壊れてもらっても困るし、お願いします」


そしてお会計だが…これが結構な額になった。どうやらあの加工とやらは結構な金額になるみたいだ。


〈大丈夫なんですか?今日一日で結構な額消費しているみたいですが…〉

〈うーん…ハピネスは心配しなくて大丈夫だよ〉

〈もしお金がないのであれば、私が出稼ぎしますので!〉

〈そうならないよう頑張るよ…〉


見た目15歳の美少女に養ってもらう未来は嫌だ。

お疲れ様です。

実はYoutubeもやってたりするので、宣伝しておきます。

https://www.youtube.com/channel/UC3cjvz7Pcdox19z4xzx2C9A

是非見ろください。

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