side勇者 vol4
高校無事合格しました。
これで安心してなろう作家できる…
「これより、魔族との戦争に備えて事前演習を始める!」
あれから、果たしてどれほど成長したのだろうか。それを見させてもらうとともに、勇者である僕の強さを見せつけてやろうじゃないか。これが今回の演習の目的だ。
「はいはーい。これから演習するから、分かれて分かれて!」
「…適当に指示を出し過ぎです。私がチームを振り分けるので、マッチ表に従ってください」
流石にこれだけ僕の仲間をしてるだけあって、参加者の扱いもなれてきたようだ。勇者の仲間らしき立ち振る舞いになってきたじゃないか。
「急に来たと思ったら、いきなり演習とか…」
「自分は訓練に参加してない癖に…」
「事前に連絡入れるのが筋だろう…」
どうやら、この演習の意味を理解できてないものが結構いるみたいだ。まあ、頭が足りないのは仕方がない、僕が教えてあげるとしよう。
「事前に連絡を入れろという声がちらほら聞こえるが、それでは意味がないだろう!事前に連絡などしてしまっては、準備するだろう?事前準備なしで行うことで、今現在の本当の実力がわかるということだ!」
「流石です、サトル様」
これで、頭が足りない一般冒険者でも理解できたことだろう。
「なるほど、それなら納得がいく…か?」
「ちゃんと考えあっての行動だったのか」
「まあ、俺は元から気づいていたけどな!」
先程まで疑っていたのに、今になって手のひらを反すこの姿も実に面白い。
「絶対今考えたでしょ…」
「こんなでたらめでも信じてしまうほど、勇者の権力は絶大なんですよ」
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数分後、チームごとで演習、というか決闘が行われていた。サトル曰く、対人戦の経験を積むとこで強くなれるらしいが…実際に戦力向上につながっているかは微妙なところだ。
「最も優秀な成績を残したものには、この僕と戦闘できる権利を差し上げる!」
僕は、最近ストレスが溜まっているんだ。子の冒険者の中で最も強いものをこの僕が倒すことで、僕の勇者としての威厳を見せつけてやるとしよう。
「マジか、勇者と戦えるのか?」
「でも、ほぼ確実に勝てないだろ?」
「いや、もしかしたら勝てるかもしれないでしょ?ちょっとやってみますか!」
いいじゃないかいいじゃないか!やはり勇者の僕と戦える権利というのは相当大きいみたいだ。そしてこの中で最も強い冒険者を僕が倒す!完璧な計画だ!
お疲れ様です。
今後も今回みたいに勇者視点とセピア視点を行ったり来たりします。
あと、そろそろやってもいいだろうということでツイッターのリンク張っておきます。マイページにもあるので是非。
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