卵の観察日記 vol2
僕岡山住みなんですが、蔓延防止だかが出てるのに普通に授業再開しようとする僕の学校はクレイジーだなぁと思いました。
三週間後…
「セピア君、ものの見事にフラグ回収した今の気持ちをどうぞ」
「そんなまさか…」
そう、放置してた部屋が手狭になった。確実に卵は巨大になっていき、小さめのドラゴンでも生まれるんじゃなかろうかと言わんばかりのサイズ感だ。
「これ、外に置いておいた方がいいじゃない?私の予想だと、来週には部屋の壁を突き破る気がするからさ」
「そ、外に置いておこうか…」
なんか鳥とかに突かれないか少し不安だが…
「セピア君、この卵もともと食べる予定だったんじゃないの?」
「そのはずなんだけど…なんか愛着が湧いてきてるのを感じる」
「しっかり堕ちたわね」
「僕は、そんなチョロインじゃない!(裏声)」
「…キャラに合わないことはしない方がいいよ?」
自分で聞いててもキツかったからもう二度とやらない。僕の中でのかくし芸とすることにしよう。
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一か月後…
「セピア様、予定の一か月が経ちましたけど…」
「これを食べる気にはならないなぁ…」
はい、これはもうドラゴンでも出てこないと怒るレベルの大きさになってまいりました。既に僕らの背丈など優に越しているこの卵からは、いったい何が生まれてくるのだろうか…
「これ、どうなるんだろうね」
「もし巨大な生物なら、どう飼うかも考えないといけませんね」
お金とかもかかるんだろうか?ちょっと、いやだいぶ不安になってくるが、大丈夫だろうか…
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そしてそして、さらに一週間が経過した頃…
「セピア君、セピア君!」
「なんだ?夜這いはやめてくれよ…」
「それもしたいけど、今はそれどころじゃないのよ!外見て外!」
そういわれ、外に目を向けてみると…
「うおゎ!」
そう、例の卵が震えている。そりゃあ、こんな必死に起こしてくるだろう。
「アリス、アリス!悪いんだけど起きてくれないか?」
「なぁんですかぁ…?」
寝起きだからかいつものキレがない。それはそれで可愛いんだけど…
「卵が、動き出したんだ」
「…マジですか」
「マジマジ」
一瞬で目が見開かれたのは少し面白かった。
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「セピア様、これもう何かが生まれてきますよね?」
「まず間違いないだろうけど…どうしよう、敵対してきたら」
「あ、そういえば元はオークの拠点に合ったものだから…」
そう、僕らを敵と認定してきてもなんらおかしくないのだ。
「あ、ひびが入りましたよ!」
「いよいよって感じね…」
徐々に亀裂は広がっていき…中から出てきたのは…
「これは…白竜ですかね?」
「そうみたい…すごくきれいね」
全身の鱗が白と言うか、銀色と言うか…すごく綺麗な色をしている。
「これは、近所迷惑にならないよう叫ばないでおいてくれていることを感謝すべきか?」
「そんなこと言ってると、すぐ雄たけび上げられるよ?」
「ギョオオオオオオオ!!」
「回収早いですね!?」
「そりゃあ、セピア君のフラグ回収は相当なものだし」
「明日にでも、ご近所さんに誤りに行こうかな…」
でも、僕らご近所付き合いとかまともにしてないんだよなぁ…
白竜のイメージとしては、高さ3mぐらいだと思っていてください。
ちなみに、以前セピア君が戦ったドラゴンはもっと大きいです。




