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side勇者 vol2

ちょっと受験が迫ってましてね…まとまった執筆時間が取れないんですよ。

「サトル様、本日もお疲れー」

「お疲れ様です」


国が確保してくれているホテルに戻ってきた。ちなみに宿屋との違いは、食事が出てくるかどうかにあるので、実質食事も負担してくれていることになる。正直言って勇者として生活していると、大してお金を使う必要がない。その関係で、僕や仲間の装備を充実させたり、ポーションを大量に買い込むことが可能になるわけだ。優秀な人間には、手厚いサービスが付きまとうものだろう。この僕は、それぐらい価値のある人間というわけだ。


「サトル様、明日は朝から作戦の概要説明と訓練監督となってます」

「何?訓練の監督もするのか」

「総指揮官ってそういうものじゃないの?」

「あの野郎、面倒だからと僕に押し付けたんじゃないか?まあ、引き受けてやるが」

「流石サトル様です」


多少吹っ掛けられても動じずに受け入れる、この懐の広さは僕の良さの一つと言っていいだろう。


「じゃあ、僕は食事に行ってくる。君たちは適当に済ませておいてくれ」


食事は一日の中で睡眠の次に大事だ。僕以外の人間がいては邪魔にしかならないからな。


**********


「今のところ、過去最悪かもしれないねー」

「そうですね…まさかここまで利益がないとは」


彼女たちは、立場上冒険者ということになっているが…生活基盤を構成しているのは冒険者稼業ではない。彼女たちは権力を持っている男に近づいて側近とか秘書とか仲間とかにしてもらい、そのおこぼれをもらうことで生活している。だから、勇者サトルにもあれだけ手厚く接しているのだが…


「まさか勇者のパーティーメンバーが外れとはねー」

「確実にいいポジションだと思ったんですけどねぇ…」


彼女たちが今まで近づいてきた男の中では文句なしの最高権力者なんだが、人間性に難があった。他の人たちみたいに豪遊させてくれるわけでもないし、かといって好き勝手お金が使えるわけでもない。彼女たちからしてみれば今すぐにでもパーティーから抜け出したいんだが…


「いかんせん自分で志願してるから、下手に抜けれないんですよね」

「そうだよねー、勇者のパーティーメンバーが抜けるとなれば絶対に何かしら言われるだろうし」

「最悪、今までの経緯がバレるかもわかりません」


そう、勇者のパーティーメンバーなんてそう簡単になれないが、逆に抜けるのも簡単ではないのだ。勇者側から追い出してくれれば話は早いのだが、残念ながらサトルは二人をそうとう頼っている。今更抜けられないのだ。


「「はぁ……」」


こうして、今日も二人はメリットがないゴマすりを続けていくのであった。

お疲れ様です。

イメージとしてはパパ活みたいな感じです()

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