選考対象に選ばれましたとさ★ vol5
昨日投稿されてなかったって?
普通に執筆時間が取れませんでした…
「い、痛い?この僕が??」
「そうだけど?」
「ぐはっ!」
「あのですね、この件に関しましてはその…内なる邪念が漏れ出てしまったというか…」
「セピア様、それ心からの本心だと白状してるようなものですよ」
「あ、そうか」
別に、今更この勇者とやらの好感度を稼ぐ必要もないので、別に弁明しないけどさ。
「君、随分と怖いもの知らずじゃないか。その自信は結構なことだが…」
「いや、怖いものは多々ありますけど…あなたが大した脅威じゃないだけですよ」
「…今の発言、取り消すなら今のうちだぞ?」
おっと、僕も結構ストレス溜まってたんだな…ついついサンドバックとして活用してしまったよ。
「セピア君、この勇者とか名乗ってる男、私嫌いだわ」
「急にどうしたよ」
「勇者っていうのは、もっとちゃんとした人物だと聞いているわ。それが何よ、昼間っから酒に酔いしれて、ちょっと顔が整ってる自分にでも寄ってるのかしら」
「…ひどい言いようだな」
「こういうタイプの男に、酷い目に合わされたことがあってね…ほんっとあの男、今度会ったら…」
ユーリにも色々あるんだな。人間、いや魔族関係はなぜこうも難しいんだろうか。
「セピア、と言ったな?威勢がいいのは結構なことだが、そんな調子だといずれ足を掬われるぞ」
「急になんなんですか」
「そちらが痛いだのなんだの言ってきたんだろう!?」
「そうでしたっけ?」
あ、そういえば事の発端はこっち側にあるのか…
「なんなんですか、その横の取り巻きは」
「取り巻き呼ばわりは止めてくれ、彼女たちは僕の大切な仲間の…」
「どうせ勇者権限で無理やり集めたんでしょう」
「うぐっ!」
おお、アリス結構深く切り込むね。
「いいだろう、そこまで僕を苔にするのであれば…決闘だ!」
「サトル様、そんなわけのわからない輩さっさと倒して、私たちの愛の巣を取り返しちゃえ!」
「サトル様が負けるなんて、万に一つもありえませn」
「僕らも、低俗な人間だなんだ相当なお言葉を浴びせられてるんですがそれは」
「何、正当な評価だろう?」
「…絶対勝つ」
「セピア様、がんばってください」
「セピア君、負けたら許さないから」
ここまで鼻につく立ち振る舞いができるのも不思議なものだが、恐らくこれまで勇者権限で何不自由なく生活してきたんだろう。そりゃあ、こんなわけのわからない男とその取り巻きが形成されるわけだ。
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さあさあ始まりました、グール唯一(強制的に)の勇者と、どこの馬の骨かもわからない冒険者の決闘が!
あの、これなんなんですかね?街中でするわけにはいかないということで闘技場を使っているのだが…観客席には、この国の人間は全員無職なのかと疑いたくなるぐらいの人。それも全員が全員勇者、もといサトル側を応援、というか信仰している。この国が運営する勇者のファンクラブもあるらしく、そこの会員費は国の運営費に…これ以上は突っ込まないでおこう。とにかく、完全アウェーなこの状況、当のサトルは何食わぬ顔でイケメンスマイルを振りまいている。当然、観客たちは興奮状態、こんな環境にいるならあのふざけた性格も納得がいく。…許容はしないが。
「どうする?降参するなら今のうちだぞ?」
「元はと言えばお前が申し込んできたんだろうが。ふざけるな、厄介ごとに巻きこまれた…」
「お、お前呼ばわりとは…いいだろう、そこまで命を軽んじているのであれば、僕がその性根を叩き直してやる!」
「叩き直すのはお前の腐った性格とその顔だ、原形をとどめていると思うなよ?」
「さあ、両者にらみ合って…開始!」
レフェリーの合図とともに、決闘が開始される。いきなり罵倒してきた挙句引き立て役なんて御免だ。どうせなら、グールが誇る勇者でもひねり倒して帰るとしますか。
お疲れ様です。
オンライン授業が楽過ぎてもう…




