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選考対象に選ばれましたとさ★ vol1

ちょっとですね…僕も年末休みという代物が欲しいわけですよ。

ということで、本日の投稿をもって仕事納めとさせていただきます。

投稿の再開は、1月10日を予定しています。

「セピア様、なんか重要そうな封筒が届いてますよ」

「あー…」


もうこの時点で察してくれた人はいると思う。僕自身嫌な予感しかしない。


「えーっと、ハイ。選考会ですねワカッテマスヨ」

「選考会?まさかセピア様何か犯罪でも…」

「いやいや違くて。実は、魔族側からの宣戦布告が来たんだ」

「…本当ですか?」

「今回は人間側と魔族側の全面戦争だからね。僕ら一般冒険者の中から使えそうな人たちを抜き出しているわけ。今回は、どれぐらいの戦力があるか測定して当日の配置とか、戦力外なら参加しないとか、そういう選考をするってこと」

「つまりセピア様は、そんな選考に引っかかってしまったと?」

「そういうことになるね…」


何故だ!?こちとら低ランク(笑)だが??


「セピア君、自分で(笑)つけてる時点でお察しってことだと思うんだけど…」

「それは僕も思ってたけど…」


僕のパーティーに戦力が集中しすぎて、ランクが当てにならないギルド泣かせの状況が発生してるんだよな…ちょっと控えようかとも思ったけど、控えるって具体的にどうすればいいんだ?やるべき事が思いつかないので一旦保留で()


「そういえば…アリスとユーリにも来てるよ」

「私もですか…」

「政府の人たち、私が魔族って知らない?」

「それはわからないけど…僕のパーティーで御呼ばれしたのは僕たちだけみたいだね」

「どうしてわかるんですか?」

「他のメンバーからお留守番は嫌だといわれました」

「「ああ…」」


僕としては是非とも僕がお留守番したいぐらいなんだけど…


**********


「それでは、行ってきます」

「セピア君、行こうか」

「あーぁ…行きたくない」


どこの世界のどのあたりに、危険な戦場に行かされるかもしれないイベントに行きたがるのだろうか。


「セピア君、昨日からずっと言ってるわね…」

「あと五日は擦れる…」

「セピア様、ネタがなくなる不安というのはわかりますから」

「別にそんな不安は抱いてないよ?」


どこぞの大道芸人じゃあるまいし…

その後、選考が行われる国まで馬車で移動になる。運営側がこっちにこいよとは思うけど、お堅い政府はそんな親切仕様じゃないだろうから…


「セピア様、あれはなんでしょうか?」

「うーん、盗賊じゃない?」

「セピア君、つくづく不運だよね…」

「本当にそう思うよ」


なぜ、すんなりと事が進まないのか。この世界に神様とやらが存在しているのであれば、恐らく僕は神に嫌われているんだろう。


「おいおいそこのガキ!死にたくなかったら有り金置いてけ!」

「そうだそうだ!俺たちに逆らうとどうなるかわかってんのか?」

「今時、これほどステレオタイプを貫く盗賊も珍しいんじゃない?」

「そうですね、いっそのこと役者でもやった方が儲かるじゃないですか?本人役で」

「まあいいじゃん、さっさと蹴散らして戦利品だけもらってこ」


数分後…


「こうなる気はしてたんだけど…」

「身の程知らずってやつだね」

「いやいや、普通こんなところを魔族が通りかかったりしないから」


向こう側として想定外だろう。確かに僕、見た目はすごい弱そうだし。


「お前…今協会に連絡を入れたからな。今後どうなっても知らない…ぞっ」

「おいおい勘弁してくれよ…」


なんか盛大にフラグ建ったんじゃない?


「セピア君、どうする?」

「取り敢えず予定通り向かって、その後また考えようかな」

「つまり、後回しにするということですね」

「…まあそうなるね」

今年はガキ使無いんですね…

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