ダンジョン攻略だそうです vol7
ゆっくり実況者になりました。
「セピアさん!よくぞご無事で…」
ギルド職員も驚いている。そりゃあ、完全に死んだとされていた人が今目の前に立っていたら誰だって驚くだろう。
「さ、サレンさん!?」
「ご心配をおかけしました」
「いえそれは全然大丈夫なんですが…失礼な話ではありますが、サレンさんにはもう会えないと聞かされていましたので…」
「私自身、今生きていることのほうがおかしく思えてますよ」
何この超人の会話みたいな雰囲気。
「セピアさん、詳しいお話を聞かせてくださいね?」
「あ、ハイ…」
最近こんなのばっかりだなぁ、と思う僕なのであった。
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「つまり、サレンさんは偶然ドラゴンの攻撃に巻き込まれたわけではないと?」
「はい、アランさんたちが逃げるための囮にされました」
「そしてその結果、レイスになり尚且つアランさんのパーティーメンバーが浄化したと?」
「そういうことです」
「はぁ…」
これはさすがにあきれられてもしょうがないだろうと思う。
「セピアさん、このままだと私ギルド内で誰も知らない情報を大量に保有する未来に至りそうです…
」
「いいじゃないですか。いい経験になりますってきっと!」
「その経験は一切実用性がないんですよ!」
まあそうだよなぁ…そう都合よく解釈してくれるわけないよな…
「セピアさん、まずは今回の特級依頼完遂おめでとうございます。そしてありがろとうございます」
「そ、それはどうも…」
こうして素直に褒められるとなんだがむず痒いな…やはり僕の性格と現状はあってないみたいだね。
「セピアさん、私からありがとうございます。文字通り命の恩人です」
「というか、どんな確率なんですかね?こう上手いこと事が運ぶことってそうそうない気がするんですが…」
「それは今ではなくギルドへ来る前に気づいてほしかったですね…えっと、正確な確率なんて知りませんので大雑把に行きますよ。偶然ドラゴンが浅い層に出現して、サレンさんが偶然レイス化、その場面にセピアさんが偶然遭遇し、セピアさんのパーティーメンバーが偶然浄化作用がある魔導書を持っていた…とんでもなく低いですね」
「ちょっと大雑把すぎる気もしますがまあそういうことですよね」
本当に、今年どころか一生分の運勢使い切った気がするね。僕今後の人生どうなっちゃうんだろう?
「それでセピア様、アランさんに対する処分はどうしますか?」
「与えられる最上級の処分は何ですか?」
「もちろん冒険者資格剥奪ですけど…」
「じゃあそれで」
「何のためらいもないですね…」
「メンバーを囮に使ったんです。それ相応の報いを受けて然るべきかと」
「それでは、冒険者資格剥奪の方向で処理しておきますね」
「お願いします」
これでアランは消せるだろうか?いや、貴族の謎パワーで生き残ってくるかも…本当に、権力の濫用を防ぐ法をだれか作ったほうがいいよ…
お疲れ様です。
ちなみに僕受験生(中高一貫)です()




