またもや人違い
昨日更新されないのに気づかず見に来たあなた…さてはツイッターチェックしてないですね!?
視界はとてもいいとは言えない。季節のせいか、少し肌寒い。座り心地は最悪で、体の自由もままならない。まあ、つまり冤罪で牢獄にぶち込まれたってことなんですよねハイ。どうやら僕らがあの貴族の人の娘を犯罪者に仕立て上げたらしいんだけど…どういうことだろう?僕はルーブル家と接点なんてないんだけど…
「セピア様、私ならこんな鉄格子すぐに壊せますよ」
「いや、やめておこう。ここで逃げると、また面倒なことになる。それに、自ら犯罪者だと認めるようなもんなしな」
「でも、どうしましょう?」
「流石に牢獄に入った経験なんて無いからな…どう動けばいいかわからん」
「それに、ここ貴族家の領土ですしね。領主様の判断となれば、一般人も間違いなく私達を犯罪者と扱うでしょうし」
「うーん」
取り敢えず、ここでの滞在が長引きそうなのでなにか暇つぶしの遊びでも考案しようとしていると…
「セピア様!ご無事ですか!?」
「無事じゃなかったらこの返答もないと想うけど…一応生きてるよ。それで、テスタロッサはなぜここに?」
「勿論、私の実家ですから」
「実家?」
そういえば、テスタロッサって貴族家出身だったよな。ってことは…
「もしかして、娘を犯罪者に仕立て上げたのってアラン?」
「恐らくそうでしょうね。私が「フリューゲル家に冤罪を着せられました」と報告したばかりに…本当に、この度はご迷惑を…」
「本当です!罰として、今後はセピア様への接触を禁止します!」
「それはアリスの私利私欲じゃないかなぁ?」
とにかく、事の真相がわかった良かった良かった…あとはこの牢獄から脱出するだけだ。
「テスタロッサ、お父様への説得は行ったの?」
「勿論です。今、使用人が来るかと…」
言葉通り、使用人の人が来て牢獄の鍵を開けてくれた。冤罪だと判明しないまま処刑とかされなくて本当によかった…
「セピア様、私今までの人生で一番焦った気がしますよ…」
「本当に。アランあたりを牢獄に入れることはあっても、自分が入ることになるとは思いもしなかったからね」
僕らは知らない。この発言が、完璧なフラグになることを…
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「本当に申し訳ない!」
おいおい領主様、そんな簡単に頭下げていいの?
「いいんですよ、勘違いするのもしょうがない状況ですし」
「いいや、4等貴族家を怒らせたとなれば、私の首がとんでも何らおかしくない!お願いだ、娘でもなんでも差し出すから…」
「娘さんを売らないでくださいよ…」
流石に必死すぎないか?僕が持ち遊ばれてる気がしてきたんだけど…
「セピア様は経験ないかもしれませんが、本来の貴族社会はこんなものですよ。自分より上位の貴族家に対しての対応という点では、これが正しいのです」
「やっぱり、僕貴族向いてないなぁ…」
こんなことされると罪悪感しかわかない…
「すでに可愛いお嬢さんを連れているようだから、側室でも構わない!だから、どうか命と財産だけは…」
「可愛い、お嬢さん…」
「セピア様、私は側室でもなんの問題もないですよ!?」
「僕に問題がある!そしてアリスは誤解を訂正してくれ!」
収集がつかなくなるから怖い。
「手打ちということでは無いですが…今回の依頼の報酬を多少盛ってくれませんか?それが一番助かるので」
「それなら一向に構わん!」
「じゃあ、アリス行こうか」
「待ってください、この街の人達に私達が婚約者であるという事実を植え付けないと…」
「事実ではないことに気づいていただきたい…」
なんの違和感もなく言うからスルーしがちだけど、言ってること無茶苦茶なんだよな…
お疲れさまです。
昨日のように突発的に休み場合はツイッターで必ず告知するので、是非チェックしてください。マイページにリンクありますので…




