転落人生
懐かしい人の登場です。
「とうとう俺一人か…」
流石にこの事態は予想外だった。これまで結構良好な関係を築けていると思っていたが…まさかパーティーを抜けられるとは。父にはこれ以上のメンバーは出せないと釘を差されているので、これからは自分で探す必要がある。
「まあ、すぐに集まるだろ。何なら、俺一人でも問題ないわけだし」
俺は比較的楽観的に考えていた。別にそんなに焦る必要もないわけで、メンバー探しはすぐに終わるだろう。
「じゃあ、ギルドに行くか」
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「パーティーメンバーを探しているんだが」
「アランさん、以前の方々はどうされたんですか?」
「ちょっと色々あってな…とにかく募集をかけれるか?」
「はい、すぐに手配します」
まあ最近冒険者としても株も上がってきてる俺のパーティーだ。メンバーぐらいすぐに集まるだろう。
それから数分後…
「アランさん、こちらの方々が入りたいと言われた方々です」
「おお、この短期間で結構な数集まったな」
結局、その中から3人選んで4人パーティーを組むことにした。選定理由は魔力量やユニークスキルも関係あるのだが…気が弱そうで俺に従ってくれそうな感じの子を入れてみた。勿論見た目は考慮済みで、全員美少女だ。その中でも特に気になるのが、テスタロッサと名乗る少女。鮮やかな黒髪でスタイルもいい。実に俺好みの女だ。今日は実力測定も兼ねて軽い依頼をこなそうと思っているが、終わったら抱いてやるか…
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「アランさん、ちょっと待ってくださいよ…」
「なんだ、前のメンバーはこんなことじゃ疲れなかったぞ?」
「それはすごいですね。今度あったらなにかご馳走でもしようかな…」
この少しで音を上げているのがティル。『剣士』のユニークスキル持ちだが、正直見た目だけで選んだ。なので戦闘力は大して期待してなかったんだが…これは酷い。最近の冒険者はこんなにも低レベルなのか?
「アランさん、流石に初日でこれは厳しいと思います。私達はアランさんの盾ではなく、パーティーメンバーです。もう少し人使いを改めたほうがいいかと」
この俺に対して口答えしてくるのがサレン。赤髪もいいなと思って入れたが…この性格はキツイな。そんなんじゃ婚約相手見つからないぞ?
「…」
テスタロッサは相変わらず無口だ。これはこれでいいかもしれないな…脱がせたときが楽しみだ。ちなみに今回の依頼は、ほぼ俺だけで攻略を進めた。メンバーには適当に注意を惹きつけさせておいて、俺が高威力魔法で殴る。そんなオーソドックスな戦法を取っていた。
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「テスタロッサ、ちょっと来いよ」
「…どこにいくんですか?」
「そんなの一つしか無いだろ…ホテルだろ」
「…!助けて!この人に襲われる!?」
「なっ!」
何を言い出すんだこの女は…!?
「おいおい、なんだ」
「襲われるって本当?」
「あれ、冒険者のアランじゃないか?」
「マジか…あいつも根は獣ってことか」
「これで名声も落ちたな」
周囲がこの事態に気づき始める。ヤバイヤバイ…
「ふざけるな!なんでそんな嘘をつくんだ!」
「なぜ?そうですね…私はあなたに恨みがあるから、でどうでしょうか」
「恨み?なんだよそれ、俺とお前は初対面だぞ!」
「元側付きの顔も覚えていないとは…まあ、その方が都合がいいんですが」
「元、側付き…」
「ええ。私はフリューゲル家次男、アラン・フリューゲル様の元側付き、テスタロッサと申します。お久しぶりですね?アラン様」
お疲れ様です。
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