美少女二人と vol3
ちょっと短めです。
「セピア様、少し魔導書を見ていきません?」
「いいよ、僕も買おうかな」
「セピア様、この二人にスキルのことは話したんですか?」
「うん、二人ならいいかなって」
一般的にはユニークスキルは隠し通すものだったりするのだが(貴族は除く)、この二人なら信用できると言うことで話している。話さないと色々と面倒だったりするしね。
「セピアさん、私だけに話してくれていたのかと思っていたら…セシルさんにも話してたんでんすか」
「えっと、ごめん?」
この際の最適解ってもしかして存在しない?詰み状況を作り出すのはやめて頂きたい。
「セピア様、また魔法を作るんですか?」
「うん、火の雨より強い範囲攻撃が欲しくてね」
何においてもそうだろうけど(きめつけ)、遠距離範囲攻撃って強いのよ…
「じゃあ、行きましょうか」
**********
何気に、僕魔導書屋に来るの初めてなんだよね。実家にいた頃はすでに家にあったし、それ以降もアリスが買ってきてくれるから…あれ、もしかして僕ダメ人間への道を進んでる?ちょっと気をつけないと一人になった時に何もできなくなるぞ…
「セピア様、これとかどうですか?」
アリスが差し出してきたのは『渦潮』という上級魔法。当然使用魔力量は僕の総数を余裕でオーバー。ただ使えるようになれば、『氷の大地』と組み合わせて相当強力な戦闘ができそうだ。
「上級魔法の改良は骨が折れるんだよな…僕には、魔法の作成者がわざと難しく作ってるんだろうと疑ってるよ」
「魔法が独自に創造されていた時代に魔法の改良が一般的だったのであれば、ない話ではないかも知れませんね」
「…とりあえずこれは買っておく…か?」
「セピア様…その買い方は後々やらなくなるパターンですよ」
さすが側付き、よくわかってらっしゃる。
「セピアさん、これどうにかして使えないですかね?」
シルフィから差し出されたのは、光属性魔法の『思考制御』だった。僕は使ったことないから効果知らないけど…
「セピア様、その魔法は対象者を意のままに操れる魔法…シルフィさん、中々気が抜けませんね」
「シルフィさん⁉︎もしよろしければ、その魔法を私にも使わしてもらえないでしょうか?」
「えっと、期待してもらってるところ悪いんだけど…僕が改良した魔法は僕以外には使えないよ?」
その言葉を聞いて、一斉にしょんぼりしだす一同。いったいこの魔法をどう使うつもりだったんだろか?というか僕はなぜ理由もなくガッカリされているんだろうか。恨むならこのユニークスキルを作った神様なりそのへんを恨んで欲しい。
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