68話
今日は三者面談の日だ。流石に父親に来て貰っている。
そして、出席番号は変化していない為、俺の前が
「・・・」「ゆうくん。」
絶望的に気不味い状況である。
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「ゆうは、本当にそれで良いのかい?」
「はい。もうずっと決めてましたから。」
「そうか・・・先生としては、色々言いたい気はするが言いづらい部分もあるからな。お父さんの方はそれで良いですか。」
「私はゆうがしたいことをさせてあげようと誓いましたから。」
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「・・・二人とも待ってたよ。」 「・・・」
いや、待つなよ。
「季節」
父親も名前で呼ぶなよ。離婚してから数週間が経った。
とりあえず俺は完璧に無視して、帰ることにする。
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父親からメールが来ていた。いつもは無視するが、流石にまた再婚とか言われたら溜まったもんじゃないから一応確認する。
たまにこれから会って欲しいと言われたが断った。「ゆうが会ってもいいというなら会うが、その気はゆうには無いよな。」
「これだけは分かって欲しいんだが、俺はゆうに嫌われることが一番怖いんだ。」
俺はメールを閉じた。
今頃そんなことを言われたってもう遅い。
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元義母視点
再婚した時はとても幸せだった。お父さんはとても良い人で元夫とは比べ物にならない。ゆうくんも昔まではとても良い子だった。家族のために何でもしてくれる子で娘達に優しかった。本当に幸せだった。
だけど、もう何かもが変わってしまった。離婚して関係性まで失った。
娘達も全然私とは話をしてくれなくなった。
「お母さん。」
春香が久しぶりに私に話しかける。
「お兄ちゃんどうだった?」
「断られちゃった。あと春香、もうお兄ちゃんじゃないのよ。」
「私は認めない!お兄ちゃんじゃないなんて!!」
春香は離婚した私を恨む程になっている。
最近、少しずつだけどこの状況を作ったゆうくんを恨んで来ているよう感じる。
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寮暮らしな俺は嫌われている。
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