テルヴァルデでの戴冠式準備2
「確かにティティ達のおかげで、街道の整備はかなり進んでいます。ですので、ティティとレミを連れて行くのは大丈夫ですが……」
コンスタンは、テルヴァルデに残していたドラゴン2体を連れて行くことに賛同はしてくれる。
「王都で、ジェロ様は色々とイベントなどに参加されますよね。この子達のお世話をする者が必要ではないかと」
「あ、確かに。コンスタンも一緒に行ってくれるということ?」
「微力ながらお役に立てることでしたら。ワイバーンのルッツと一緒でも良いでしょうか」
「それは良いと思うよ」
「コンスタン様、侯爵軍の訓練はどうされるのですか?」
「マドロール、それはディートマル達に任せるよ」
「仕方ないですね……」
コンスタンは、将軍として任されているテルガニ侯爵家の軍としての訓練から離れたい意図もあったようである。
「コンスタンは、そっちにも慣れたのかい?」
「まぁ最初の頃に比べたら。まだまだのびしろはあると思いますが」
ディートマル達がにこやかに話すので、彼らとの関係もうまくやっているようで安心する。
「そうか、すまないけれどコンスタンも連れて行くから、テルベルクやテルシュタットの開拓、軍の訓練などは残ったメンバでお願いね」
「承知しました!」
ジェロにしてみると、留守番組に負担ばかりかけることは気になる。
「無理しなくても良いからね。何か期限があるわけでもないし」
「大丈夫ですよ。できる範囲の少し上を目指すだけですから」
マドロールとグンドルフの目配せが少し怖い。
「ほどほどにね」
「ジェロ様、それよりもお耳に入れておきたいことが」
マドロールが追加の報告を、と告げてくる。




