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転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
結婚した侯爵

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934/1219

王城での結婚披露3

 何とか互いの挨拶を済ませることができたところで、ジェロは献上品について悩む。

「実は王都に参上するにあたり持参したものがあるのですが。一点はこちらですが、もう一点が大きくてどこにお出しすればよろしいでしょうか」

「ほぉ、それは」

 飾り付けられた剣が気になったのか、騎士団長のニーシヨンがジェロが差し出したドラゴンの牙で作った剣を受け取り、国王の前にまで移動する。


「これは?」

 鞘から抜いたところ通常の鋼の銀色ではなく白色であることから、ルネスラン国王が聞いてくる。

「は、ドラゴンの牙を削り出して作成したものになります」

「なんと!流石はテルガニ侯爵」

「となると、もう一点というのは?」

 フェリックが隣からその剣を覗き込みつつ質問してくる。


「ドラゴンの死体1体になります」

「なんと!どれほど多くの素材を取ることができるか」

 宰相のボーヴリーが金銭的価値も考えてしまう。

「そうか、流石はドラゴンを従えるだけの力があるテルガニ侯爵。死体を入手することもできるということか……」

「ますます他国には……」


「ははは、ジェロマン。流石だな。宰相や団長達、このジェロマンを派閥争い、政治闘争に巻き込むことは許さないぞ」

「王太子殿下、もちろんですよ」

「もしも与しやすしなどと侮ると後悔すると広めておきますよ」

「そうしてくれ、俺の王政ではジェロマンの戦力を中心に立案するからな」

 国王を前に、王太子といえども言い過ぎでは?とドキドキするジェロ。

「ジェロマン、そんな顔に出しながら心配しなくて良い。まだ公表はしていないが、譲位されることは決まっており、戴冠式の日程を検討しているところだ。お前にも案内を送る予定だったが本人が来たから直接話しておく。おそらくルグミーヌ王国からの帰りにちょうど良いだろう。寄って行け」

「はは!」


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