表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
目立ってしまったギルド職員

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

88/1164

お帰りなさい会2

飲み会も解散になり、エムがそっとジェロの隣に来る。

「ジェロ兄、本当に無事にお帰りなさい」

「あぁ、ありがとう」

「前よりカッコ良くなっているよ!」

「えぇ!」

「じゃあね」

『あれ、ジェロ?なんかいい感じなのかな?』

『ま、エムも孤児院の先輩が活躍した話は嬉しいんだろう』

「おい、ジェロ、またしてもか!反省会だ!」

「次行くぞー!」

今回もヴィクシム、バスチャンに連れられ深酒になるジェロであった。



ジェロは≪解毒≫魔法でお酒を抜いた上で、刀の訓練も追加になった朝のトレーニングをしてから冒険者ギルドに出勤する。


「ジェロ、来たな。まずは今回の諸々だ」

マスターの部屋にメオンと共に呼ばれたのだが、テーブルの上にはかなりの額の貨幣が入っていると思われる布袋が置かれていた。

「え!?なんか多そうですが」

「メオンとジェロもダンジョン最奥のことを他言無用とする対象だからな。それに今回の活躍の成果だ。回復や鑑定を含めた事務業務以外にかなり戦闘面でも頑張ったのは聞いている。魔人討伐及びその装備品の買取も含まれている」

「はぁ、ありがとうございます」

「そこで2人に来て貰ったのは、ジェロの今後について、だ」

「はい?」

「まぁ銅級冒険者の戦闘力もあるのに裏方事務職を続けるか?ということだ」

「そんな。裏方が良いですよ!」

「あんなに目立っておいて、まだ裏方を希望か。まぁしばらくはそうするか。そのうち気が変わったら遠慮なく言ってこい。ただ、環境がいつまで許してくれるかもわからんがな」

「はい……」

「あ、腕が鈍らんようにギルドの訓練場を使うこと、図書室で魔導書などを見ることも許可しておくから、研鑽にも励めよ。不在時に未整理だった魔法カードの整理も頼むな」

「はい、ありがとうございます!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ