テルヴァルデでの披露会
ベルカイム王国の王都ルージャンで、アンネ女王とヒルデリン国王に結婚の報告をしたあとは、開拓地のテルヴァルデに向かう。
「ジェロ様。モーネ様もいるのに、あの山脈を通るのですか?」
「え?このメンバなら大丈夫だろう?」
「ジェロ様が大丈夫と言うならば、私は従いますよ」
モーネの一言でドラゴンやワイバーンなど龍属のいる山脈を通ることが決定される。
「え!えぇ!」
しかし、最初はワイバーンだったが、そのうちにドラゴンを何度も見ることになるとモーネも驚きを隠せない。
とは言っても、遭遇すると基本的には早々に退治して、開拓地の軍資金にするため死体を回収するだけの様子を見続けると少しは慣れて来たようである。
モーネと一緒に騎乗しているジェロは流石に戦闘に参加しないが、悪魔リバイモン達があっさりと片付けていくので危険を感じることはない。
無事に山脈を越えた後はテルヴァルデに向かう。ガニーの屋敷の広場に向かっても良いのだが、いきなりドラゴンが3体も向かうとガニーの領主や冒険者ギルドに迷惑をかけるのが間違いないからである。
「ジェロ様、お帰りなさい!」
逆にテルヴァルデでは、ここから4体で飛び立って行ったこともあり、少なくとも仲間達に驚きはない。
「モーネ王女、ようこそテルヴァルデへ」
「皆さん、以前にも冒険者として私達姉弟の護衛などでお世話になりましたが、これからは私もテルガニ家の一員になります。どうぞよろしくお願いします」
「主であるジェロ様の奥様ですので、もちろんです!」
イド達からも歓迎され、その日はテルヴァルデの屋敷に泊まる。




