ベルカイム王国侯爵(+簡易地図)
「これは内定ということですが、確実にコンヴィル王国、ラーフェン王国にも合意を貰いますので、実質の確定と思って頂いて結構です」
強気のプランケットに言われたのは、ベルカイム王国からも侯爵に叙爵するということ、そして領地を与えられるということであった。
ただ、ベルカイム王国からも街や村を与えられるのではなく、人のいない場所である。ローニャック、ワコローズ、リブルドーの西部の山脈になる。
これで、コンヴィル王国、ラーフェン王国、ベルカイム王国それぞれの領地が全てつながり、3ヶ国が交わる広大な土地となる。ほとんどは山脈と森だけで、元々からの住民は1人も居ない。
いくら断ってもプランケットを含めたベルカイム王国の幹部達が諦める気配はない。
おそらく実質的に価値がない領地ではあるが、それを与えることで他国への牽制になるとの目論見もあるのであろう。
「ジェロ様、もう完全に立派な貴族になられましたね。ジェロ様の発言を誰も無視できないですよ」
「リスチーヌ……。そんな権力はいらないのだけど」
「理不尽な圧力を少しは回避できると思われればいかがですか?」
「コンスタン、ありがとう。でも別の回避できないことも発生するよね」
「ジェロ様、そんな否定的なことを考えられずに。前向きに行きましょうよ」
リスチーヌの前向き思考は見習うべきだと思わされる。
「ジェロ、これからも助けてね」
「お願いしますね」
ヒルデリン王子とアンネ王女に言われてしまうと弱い。この幼い2人が大人達の間でこれ以上の苦労をしないようにできることは助けていきたいと思ってしまう。
〜〜〜〜〜
大雑把な位置関係:
<コンヴィル王国> ‖ <ベルカイム王国>
サンレーヌ−−−−‖−−王都ルージャン−−−ランソンヌ
王都ミューコン | ‖ | \
| / ‖ | ===
| / ‖ | ‖ \
モージャン−−−ガニー X‖X リブルドー−−−‖−−−−皇都ナンテール
| X‖X | ‖ <ユニオール皇国>
ニースコン XXXX‖X ローニャック |
| XXXXXXXXXXXXXXX‖X | |
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\ XXXXXXXXXXXXXXXXXX |
ゲンベラン |
\ | <ラーフェン王国>
ステフェン |
\ |
ルスハン |
\ |
−−−ザスニッツ−−−−−−王都ジークセン−−−−ザーローネ−‖−−
| |
インラント−−−−−−ナウエリス
| |
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<ムスターデ帝国>




