リブルドーへ3
「ジェロ様、これはどういうことですか?」
驚いたリスチーヌやコンスタンが聞いてくる。
「たぶん降伏して、命だけは助けて欲しいということかなと」
「確かに知能があればその選択肢も取りたくなるでしょうね……」
仲間達にもひかれるくらいの殲滅状況だったようである。
「で、どうするのですか?このドラゴン」
「従魔になるって言っているし、街で従魔契約の手続きをしようかなと」
「それって、今から向かうリブルドーの街で、ですか?また驚かせることになりますね……」
「ところで、コンスタン」
「え、無理ですよ」
「そんな、何も言うより前に。ワイバーンのルッツも育てたコンスタンならばって」
「ですから、無理ですよ。ルッツもこんなに怯えてしまって」
従魔にした後のお世話はコンスタンに任せたかったのだが、断られてしまう。
リスチーヌもアルマティも顔を合わせてくれない。
「仕方ないな。よし、お前の名前はジョエルにしよう。とりあえず俺達について飛んで来て」
もうある程度の数のドラゴンの死体も集まったので、このタイミングで狩りを切り上げてリブルドーの街への移動を再開する。
『魔物だから、普通の食事を用意する手間は無いと思うけれど』
『でも、戦馬とかやルッツも肉を食べたりするよね』
『そっちの方が満足度が高いみたいね』
『ドラゴンの食事量か……ルッツより体も大きいし、たくさん食べるよね、きっと』
『自分勝手に狩りに行かせたら良いんじゃない?』
『なおさら早く従魔の目印をつけておいた方が良いな……』




