リブルドーへ
最終的にベルカイム王国のリブルドーへ向かうことになったのは、ジェロ、リスチーヌ、アルマティ、コンスタン、そして魔人のネベルソンとサグリバスになる。
コンスタンはワイバーンに騎乗するが、他は≪飛翔≫ができるメンバである。
「またドラゴン達がいる山脈を越えるんですよね?」
「リバイモン達がたくさん狩っているみたいだけど、減っていないのかな」
『リバイモンに聞いてみたけれど、全然減った感じはしないらしいわよ』
『そうか……まぁ魂や魔石以外の素材をくれているから、開拓地の資金になっていてありがたいのだけど』
「ルッツより上位のドラゴンがたくさんというのは……」
「コンスタン、大丈夫だよ。それより強いのがここにはたくさんいるから」
「私達は2度目だけど、慣れることはできないわ。でも、諦めるしかないわよ」
コンスタンに対するリスチーヌの言葉は慰めになっていると思えないが、そのルートを通る以外に選択肢がないので諦めて貰うことにする。
「うわ、来ましたよ!」
「大丈夫よ。ワイバーン程度じゃないの」
「いや、だから、ルッツもワイバーンなんだって」
山脈に入ってからしばらくは、ワイバーン達に遭遇するとコンスタンが騒ぐ。
しかし、ジェロや悪魔達が次々と仕留めていく姿を見ると慣れて来たようである。
「じゃあ、ハポリエル達が見張りをしてくれるから、しっかり寝よう」
夜になり見張り当番を相談しようとするコンスタンに説明する。
「前回は一緒に寝て貰えませんでしたが、今回はどうですか?」
リスチーヌが今度も絡んでくる。今度はアルマティも顔を赤くすることなく、慣れてしまったようである。
『お決まりになってしまったわね』
『どうせなら、その誘い文句まで無くなってくれる方が安心なんだけれど』
『そんなこと言って。じゃあ私と寝る?』
『いつものように小さい姿ならね』
『おやおや。人間サイズだと照れているようね』




