論功行賞3(+簡易地図)
今回、ムスターデ帝国の占領から解放したラーフェン王国南部を治めるように打診されるが、断り続けるジェロ。
「では、南方については諦めます。以前の、ガニーやニースコンに近いゲンベラン北方の領地に追加して、それより東方の村の無い山や森等をお任せするのはよろしいでしょうか」
以前は、ゲンベランの北方の廃村、ゴースト等の退治に行ったこともあり、そのあとはレジスタンスの拠点になっていた辺りをジェロの領地にして貰っている。
生まれ育ったガニーの方の領地はコンヴィル王国から、そしてその南の国境を越えた方をラーフェン王国から与えられている。
「そうですね、そちらの方ならば、今までの続きとして。ただ当分はガニーに近いところの開拓だけで手一杯ですが、魔物を狩りに行くことぐらいならば」
「そうですか。ではこちらを」
急に笑顔になったルネリエルが地図を広げてくる。ラーフェン王国と北西のコンヴィル王国の一部、北東のベルカイム王国の一部が記載されているが、そこに2つの印が付けられている。
「これって!」
「はい、こちらが以前のゲンベランの街の北方の領地。そしてその東方、今回に追加となる領地です」
「!」
「陞爵の件と領地の件は、我々からコンヴィル王国側に連絡をしておきます」
ゲンベラン北方の、今の領地の印に比べて広大な場所に印がついていた。王都ジークセンからベルカイム王国への街道の少し西側までの全ての国境の南側がジェロの領地となる。
ジークセンを底としたVの字のような街道、その上同士をつなぐ範囲全て、である。
いくら山や森ばかりで、街どころか村は無いと言っても、広大である。
『やられた。ドア・イン・ザ・フェイスか、しかも2段階の……』
『やはりルネリエルは食わせ物ね』
〜〜〜〜〜
大雑把な位置関係:
<コンヴィル王国> ‖ <ベルカイム王国>
サンレーヌ−−−−‖−−王都ルージャン−−−ランソンヌ
王都ミューコン | ‖ | \
| / ‖ | ===
| / ‖ | ‖ \
モージャン−−−ガニー X‖ リブルドー−−−‖−−−−皇都ナンテール
| X‖ | ‖ <ユニオール皇国>
ニースコン XXXX‖ ローニャック |
| XXXXXXXXXXXXXXX‖ | |
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\ XXXXXXXXXXXXXXXXXX |
ゲンベラン |
\ | <ラーフェン王国>
ステフェン |
\ |
ルスハン |
\ |
−−−ザスニッツ−−−−−−王都ジークセン−−−−ザーローネ−‖−−
| |
インラント−−−−−−ナウエリス
| |
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<ムスターデ帝国>




