ミュンハーフェンからの脱出(+簡易地図)
「ジェロ様、コンスタンがすごかったんですよ」
ルグミーヌ王国との交渉を終えミュンヒ城に戻って来た際に、リスチーヌが手放しでコンスタンを褒める。
「リスチーヌ、≪念話≫で結果は聞いているんだから、コンスタンの口から報告を聞きたいな」
「あ!これは失礼しました」「コンスタン、ごめんなさいね」
ネベルソンに笑われ、「うるさい」と背中を叩き返しているリスチーヌ。
「コンスタン、本当によく交渉して来てくれたね。ありがとう」
「いえ、以前にジェロ様が王女をお助けしたときの恩があるので、彼の国も断ることはなかった内容かと。費用負担すら不要という条件もつけていましたので」
「そうは言うが、避難民の行き先が無くなると困ってしまうところだったから、本当に助かったよ。安心できる」
「じゃあ、ミュンハーフェンから逃した住民は、まずは西のルグミーヌ王国に入り、そこからは北東に進んで、ラーフェン王国のザスニッツに向かって貰うか」
「そうですね。そこから開拓地テルヴァルデに向かう方が、ルグミーヌ王国の王都アーレア、そしてコンヴィル王国の王都ミューコンを通る道よりも近いですから」
「みんながみんなテルヴァルデに来なくても別のところに向かってくれても良いのだけど」
「ジェロ様、本当にそう思われているのですか?きっと路頭に迷わせてしまいます。どうか強引にでも開拓地にまで連れて行ってあげてください」
「あ、あぁ、わかったよ」
ディートマルからの強い言葉に腰が引けるジェロ。
『なら、テルヴァルデにいるイドたちに経緯を説明して、受け入れ準備に動いて貰わないとな』
『ハポリエルに手紙を送らせておくわね』
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大雑把な位置関係:
<コンヴィル王国>
モージャン−−−ガニー
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ニースコン 「テルヴァルデ」
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ゲンベラン
\ <ラーフェン王国>
ステフェン
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ルスハン
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<ルグミーヌ王国>−‖−−−ザスニッツ−−−−−−王都ジークセン
‖ | |
‖ インラント−−−−−−ナウエリス
‖ | |
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<ムスターデ帝国>
ミュンハーフェン




