ジークセンでの合流2
「ジェロ様!」
「コンスタン、お疲れ様。皆、無事に合流できたね」
ジークセンの王城にある広場で100騎の仲間と合流したジェロ。
人数そのものはラーフェン王国の騎士団や他の貴族たちの兵数に比べると少数ではあるが、全員が戦馬という通常より大きな馬に乗り、しかも統一した黒ローブをまとっているためかなり目立っている。
さらに、ルッツというワイバーンまで居るので、他とトラブルにならないように広場でも端の方に場所を与えられている。
「コンスタン、何か疲れているようだけど」
「リスチーヌ、聞いてくれ。グンドルフ、さらにはマドロールまで一緒に俺に礼儀作法を指導して来たんだ!」
「あら、羨ましい。良いじゃない。じゃあ合流したし、私も教わりたいわ。ジェロ様と一緒に晩餐会などへ参加しても恥ずかしくないように」
またリスチーヌに上目遣いをされている気配を感じたので、そちらはわざと見ないようにしてジェロは答える。
「そうだな。せっかくだから、アルマティも一緒に教えて貰ったら良いだろう。イドやレナルマンなど留守番の4人には悪いが、帰国した時には彼らにもお願いするね」
「承知いたしました」
グンドルフとマドロールが頭を下げる。
「国によって少し作法は異なりますので、主にコンヴィル王国での話はマドロール殿に、ムスターデ帝国やラーフェン王国での話は私グンドルフが担当いたします。ジェロマン様もコンヴィル王国以外のことを学んで頂くためご一緒くださいね」
「え?あ、あぁそうだね……お願いするね」
『逃げられなかったわね』
『最低限は出来ているつもりだったんだけど』
『こっちの帝国側文化圏としてはまだまだに見えたんでしょうね』




