ガニー東部でのドレイク対応3
ガニー東の魔物退治の3日目。
平原を西進するドレイクも夜の間に減っただけでなく、昼間になっても森から平原に出てくるドレイクの数も減った気がする。
「今日一日頑張れば、だいぶ目処がつくんじゃないかな」
「はい、そうですね。昼のうちにジェロ様にはレイスの追加作成をして貰う余裕がありそうですね」
「うん、まぁハイオークの五体満足の死体はそれほど残っていないから、チャチャっと作ってしまうね」
ジェロが戦闘に参加していないのに悪魔たちに攻撃魔法を使わせると目立ってしまうので、リバイモンたちには森の中に残るドレイクたちの様子見をして来て貰うことにする。
『よし、これで≪死霊≫でのレイス作りも終わり。森の方はどうだった?』
『ドレイクはもうすぐ途切れるみたいだけど、その奥が面倒なことに』
指摘を受けて、≪飛翔≫しながら≪望遠≫を使用すると、森の奥の方に黒い大きなものが何体も飛んでいるのが見える。
『あれって、まさか』
『そうね、今度は飛龍ワイバーンね。あれがドレイクたちを追い出して来たのね』
「みんな、ドレイク退治は適当に切り上げて、ある程度集まって!」
「どうしたのですか?確かにドレイクの数はかなり減りましたけれど。まだ残っている数ではガニーの街に到着すると普通の冒険者や領兵では苦労すると思いますよ」
「ドレイクの向こう側、森の奥の上の方にワイバーンが10体ほど居るんだ」
「そんな!」
「バラバラに散っているとワイバーンが接近して来たときに危ないから、絶対に固まって行動してね。まだしばらく到着はしないみたいだからドレイク退治を続けていても良いけれど」




