ガニー帰還パーティー2
新しい屋敷でパーティーをしていると、エマニックが食堂に入ってくる。
「あら、ジェロ兄!おかえりなさい!」
「おぉエム、ただいま。もう住み始めていたらしいな」
「そうよ。勝手してダメだった?」
「まぁ良いよ。食事は済んだか?食べて行くか?」
「ありがとう。貰っていくわ」
エマニックはそつなく仲間達に挨拶をしながら食事を始める。
『まぁ上手くやっていけそうだな。良かった』
『そういう話なのかな……』
『うん?良いんじゃないか?』
「こんなに広い屋敷だと掃除も大変だったでしょう?」
「使われていない部屋がほとんどでしたので、今まではなんとか。これからはどうでしょうか」
「なら、うちのも手伝わせるから」
以前の話のように、イドの奥さんだけでなくレナルマンの奥さんも従業員として給与を支払う前提で家事をしてくれるようである。
「それでも、エムがたまに手伝うだけだと足らなくないかな?相談だけど、孤児院の子供達を指導して貰うことはどうかな?」
「あら、良いんじゃない。私もたまには手伝うし」
「そうですね。単純なところから手伝って貰えても、広い分やれることはありますし」
「じゃあ明日にでもフロ姉に相談に行かないとね」
「家事見習い教習所ね。他のことも色々と教えられたら良いのだけど」
「そうだな。俺たちは外に出ることが多かったけれど、居るときだけでも剣の使い方など教えられるかな」
「魔法も、ね」
「ジェロ様に教わった読み書きや計算なども教えてあげたいな」
コンスタンまでやる気を見せて来て、話が盛り上がる。




