再びワイバーン討伐
やって来た3体のうち1体を先制攻撃で戦闘不能にした後は、引き続き1体に対してジェロが攻撃して挑発しながら、少し離れた方へ≪飛翔≫で逃げて引き離す。
もう1体にはこちらも≪飛翔≫してきたアルマティが、そして地上からリスチーヌ達が≪氷槍≫などの水系統の攻撃魔法で集中攻撃する。
ジェロの方はリバイモンが今度こそ自分のみの力で、という感じで頑張ることで早めに倒し切ることができたので、そのワイバーンの魂はリバイモンにあげることになった。
残るは1体。
コンスタンが卵を抱えて戦闘の中心場所から避難していたところへ、卵を取られた怒りの攻撃であるのか炎のブレスがまかれる。卵を守ったコンスタンに対して≪結界≫が間に合わず、コンスタンの背中が大火傷になったところで、攻撃の隙をついたアルマティ達の氷攻撃がトドメとなる。
急ぎコンスタンのところに駆けつけたジェロの≪王回復≫魔法の連発で、コンスタンの怪我も大ごとにはならずにすんだ。
「ジェロ様、ありがとうございます」
「いや、よくそんなことになってまで卵を守ったね」
「育てると決めた子供ですので」
他にもワイバーンの大きな尾の振り回しなどで小さな傷を負った者へはアルマティかリスティーヌによる回復魔法で傷を癒している。
「あれって」
陽も落ちて暗くなってから気づいたのは、ワイバーン達がやって来た皇国の方で炎が上がっていることである。火事の可能性もあるが、ワイバーンの炎ブレスであると考えるのが普通であろう。
他国の知らない村ではあるが、急ぎジェロとアルマティが≪飛翔≫で駆けつけ、水魔法の乱発による消火、そして怪我人への回復魔法などを行う。
「大変助かりました。お名前は?」
と問われるが、面倒ごとを避けるためにも名乗らず、そのまま2人は≪飛翔≫で仲間達のところに戻る。
「もちろん人助けも良いことですが、罠だったり、いい機会だと何かされたりすることも頭に入れておいてくださいね!」
とイド達に叱られる。




