表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
目立たないギルド裏方

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/1164

軽病治療魔法と解毒魔法

ジェロはシスター・フロラリーに手紙を貰ったので休日になると手土産を持って神殿に向かう。


「ジェロ、よく来てくれたわね。ありがとうね」

「はい、休みになれば来てとだけありましたので、急ぎでは無いのかと思いましたが」

「うん、この前の鑑定魔法のお礼。司祭様にも相談したのだけど、やっぱり早めにお礼をした方が良いとなったのよ」


神殿の孤児院出身というのと、神殿に対してならば奉納、奉公という考え方があるが、他所で冒険者ギルド職員が無料で魔法を使用することは問題になるのではないかと。冒険者なら依頼料を貰って行う事なのに、かなりな数の鑑定をお願いしたよね、と。

神殿として、金銭的なものでお礼というのも好ましく無いので、話していたように魔導書の閲覧が良いだろう、早い方が良いだろうとなったらしい。


「それで、孤児院にいたときに閲覧済の≪治癒≫≪回復≫以外の≪軽病治療≫と≪解毒≫の魔導書をジェロに見せる許可をして貰えたのよ」

「それらって、この神殿でも習得している人が少ない中級魔法だよね?」

「そうね。でもジェロが覚えた中級≪回復≫も少ないから、ジェロなら習得できると思うよ」


やはりこれらの魔導書も過去の2冊と同様に、魔法の解説のところで経典の引用が非常に多いのにはこっそりため息が出たが、現代魔術と古代魔術の両方の記載があったのはありがたかった。

「貸し出しはできないけど、この部屋でなら今日はじっくり読んで良いからね」

「ありがとう。頑張るよ」


古代魔術の方はまたじっくりと研究して習得することにして、そこを中心に研究ノートへの転記を行う。その上で、現代魔術の詠唱文や魔法陣に基づき練習をする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ