家臣団始動
冒険者ギルドでザールから色々と教わり、イドたち6人を家臣にすることを決定した後は、ジェロはイドたちに金貨1枚ずつを手渡す。
「これは取り急ぎの身支度の準備金です。私もそうでしたが、まず正装をご用意ください。きっとアナトマ商会さんにお願いすればご対応いただけると思いますので」
「テルガニ男爵、ありがとうございます!」
「「ありがとうございます!」」
「あ、それと。周りに人が居るときでなければテルガニや男爵などではなく、せめてジェロマンやジェロでお願いします」
「はい、ジェロマン様!」
「わかりました、ジェロ様」
『ある程度は落ち着いたようね』
『もう今日一日だけで疲れたよ』
『せっかくの臨時収入で魔法カードなどを探しに行かないの?』
『今日はもう宿で休むよ。明日アナトマさんところで……』
翌朝、6人と朝食を取りながらこの日の段取りを相談する。
「ジェロマン様、本日は王国魔術師団へ足を運ばれるのですよね?同行はどうされますか?」
「え?」
「今後、お一人での移動はまず無いですよね。馬車での移動になるはずですよね」
「そうですよね。わかりました。ではまたイドさんとレナルマンさんは私と一緒に、残り4人の方はアナトマさんのお店で馬車の相談や、これからまた長旅になる可能性があるので保存食、回復薬等の購入などをお願いします」
「えー、私も一緒に行かせてください」
「リスチーヌさん、わかりました。では3人がご一緒に、残りのコンスタンさん、エヴラウルさん、ジョジョゼさんが調達でお願いします」
「ジェロ様、ジェロ様も我々の名前を呼び捨てにするように練習してくださいね」
「う!わかりました」
「ほら、わかった、でしょ」
「……わかった」
『この娘の勢いに負けているわね』
『言わないでくれ……』




