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転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
目立ってしまったギルド職員

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ラーフェン王都

ムスターデ帝国への国境付近で騒動が起きる少し前のラーフェン王城。


「まだ戦線が開かれたという報せは無いのか?」

「はい。ムスターデは何を考えているのか」

「おい、あの狼煙は何だ!?」

「はぁ?王都に異変だと!何て狼煙をあげてやがる!」

慌てて狼煙台に向かうも、おそらく当番だったと思われる者の死体が転がっており、狼煙をあげた者は既に見当たらない。

「くそ、スパイか!誤りだと取り消しの印をすぐにあげないと!」

あたりを気にする余裕も無く、取り消し狼煙をあげようと準備をする者へ忍び寄る影。


「おい、いつまで取り消しがあがらないのだ!伝播して行ってしまうではないか」

「はい、人を送っているのですが。再度向かわせます」


「まだ取り消し狼煙があがらない。様子がおかしい。おい、狼煙台に兵たちを向かわせろ!」

「は!」


「何だと、あれは。おい、あちらの狼煙は国境に異変だと!すぐに騎士団長に報告しろ!」



「陛下、国境に異変との狼煙があがっております!」

「何だと!オンハルトは大丈夫なのか?」

「まだわかりません。誤報の可能性もありますが、念のために確認の急使を出しました」

「いや、待っておられん。王都からの援軍の準備状況はどうだ?直ぐに出発するぞ!」

「陛下、状況確認をしてからでないと、危険です!」

「うるさい、団長のお前が便りないから王太子が迎撃に行ったのであろうが!」

「そんな……。援軍も多い今回は王太子に手柄を取らせろと仰ったのでは……」

「何か言ったか?」

「いえ……」


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